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■vol.124【日本一せっかち!第3弾!!!】本日は「S真天下布武」の機種評価です

おそらく日本一せっかち!5月の超大型話題機の陰に佇む「S真天下布武」の機種評価をお届けします(6月延期…)!個人的にはこういういろいろやる系は好きなんだけども…


―S真天下布武スペック

S真天下布武DD
販売時期|5/8~予定→6月へ延期
販売台数|4000台予定
仕様|AT機_6.5号機
純増|2.5枚
50枚|34.2G
C単価|3.0円
MY|2544
TY|507
天井|999G(G数天井)でAT
貫通性能|なし
設定変更時|規定ガッツが899に短縮

出玉率
設定L|-
設定1|97.7%
設定2|98.8%
設定4|103.0%
設定5|108.5%
設定6|112.2%

CZ確率
設定L|-
設定1|1/117
設定2|1/110
設定4|1/98
設定5|1/86
設定6|1/76

AT確率
設定L|-
設定1|1/374.5
設定2|1/337.9
設定4|1/267.7
設定5|1/206.2
設定6|1/166.9


―結論

長期的な視点では強い店で3~5台、弱い店で1台程度の導入規模感か。良い点は「現在結果を残しているC単価3円前後、TY500前後、AT確率1/400前後、MY2600前後の遊技バランス」であることです。この条件に代表される機種は「Sカバネリ」「S新鬼武者」「Sモンハン」「SバイオRE2」が挙げられます(モンハン、バイオよりも若干出玉力が高く、カバネリ新鬼武者よりも低い)。わるい点は「コンテンツ力の低さ」「遊技フローが複雑で出玉ポイントが複数存在し、出玉獲得までにやることが多い仕様」が挙げられます。前述の機種は今や推しも推されぬ強コンテンツであり、名前が上がればP業界内外の期待度も自然と上がるような機種ですが、本機はまだそこまで期待度が上がるような知名度はありません(もちろん好きな方はいらっしゃいますが)。つまり、

【初動がわるくなり、オモシロポイントが判明する前に顧客離反となる可能性を懸念】

せざるを得ない機種であると考えられます。そのような条件下の場合、先に上げた良い点「出玉バランスは現在の市場とマッチしている事」も言い換えると

【競合機種が複数存在し、そのいずれも高稼働機種のためそのシェアを取れるかは疑問】

であると考えざるをえません。また遊技フロー面でも

【やることが多い=達成感の割に出玉がついてきていない=好きな層しか打たない】

となることが想定されます。作り込みや前作を上手く引き継いであると感じるが、複雑な遊技フローはどうしても遊技者を選択してしまうことになります。となるとこの機種の良さ(スルメ感)を活かすのであれば少台数で設置しておき、ニッチな層を獲得することになるのではないでしょうか。

皆様の参考になれば幸いです。


―スペックおよびゲーム性の補足

・通常時は各武将対応小役でCZ抽選からAT当選を目指すのが65%。またゲーム数解除でのAT当選が35%

・出陣チャレンジ【CZ】は3戦突破型のチャンスゾーンだが、各戦突破時にもAT抽選を行っており、それぞれ約5%でAT当選となります(なので基本は3戦突破式)。
1戦目信長CZ(12G継続/期待度60%)
2戦目秀吉CZ(12G継続/期待度55%)
3戦目家康CZ(5G継続/期待度50%)
そしてCZ経由のAT当選時は3武将以上の天下DASH濃厚
(1戦目でAT当選の場合は1武将=BB確率1/130)
(2戦目なら2武将=BB確率1/65)
(3戦突破なら3武将=BB確率1/30)

・AT覚醒【天下DASH高確率】の継続ゲーム数は10-30G(初回は20G)となり、約1/8で天下DASH獲得(※初回は天下DASH1回保証有)

・【天下DASH】の継続ゲーム数は10Gか30Gとなり、(BONUS)(進軍ZONE)(軍旗獲得抽選)あり(10G:30Gの比率は9:1)。

・初回ATは最低保証枚数が66枚となっており、(AT覚醒→天下DASH)終了時の獲得枚数が65枚以下であれば次回天下DASHが確定。

・AT終了後は55G以内にCZ当選確定(=引戻し)


P業界の准教授@Pラボラトリー
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