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■vol.40【営業提案】スマスロL鏡と”こういう商売(営業)は儲からない”について

―スマスロL鏡の目星はついたし、さて次のアクション考えようか

昔の有識者曰く、「天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである」と言っていますが、これは商売(営業)にも置き換えることができます。それは

【儲かる道を進むのに最も有効な方法は、”儲からない道を熟知”することである】

となります。従って、まず、金儲けについて考える前に「金儲からない」について考えていきたいと思います。基本的に「誰でも、簡単に、必ず儲かる」というのは存在しません。

というのは、儲かる商売は基本的に「需要に対して供給が少ない状況」が発生しており、そのため、超過利益が発生することで、結果的に儲かることになります。

しかし「誰でも、簡単に、必ず儲かる」となると一気に参入者が爆増します。そして限界利益を突破してしまうとその旨みは消滅してしまいます。

これはタピオカ屋さんが儲かるとなったら一気に増えて、一気に潰れていったのと同じ原理ですね。


―閑話休題「LエリートサラリーマンHEY鏡」について

では”今、営業の中心”である「LエリートサラリーマンHEY鏡」の3日目数値をみていきたいと思います。

【遊技時間と推定時間アウトについて】
「LエリートサラリーマンHEY鏡」の昨日の遊技時間は(10h)となっており、これは7月以降の「6.5号機」「スマスロ」と比較すると極めて高い数値となります。
「S新鬼武者」の同2日目の遊技時間は9.3h、「Lヴァルヴレイヴ」で9.4hとなっています。さらに同機は全国的な運用も他機種に比べて優遇される可能性が高く、お客様にも導入初期の段階で好印象を与えることができるため、長期貢献に対して有利に働くことになります。また同機の時間アウトは2360/hと他スマスロ同様に高い数値であるため、週末や連休などに高い売上が見込めます。

【客数シェア、売上シェアの推移=市場ニーズの推移について】
12月現在のスマスロ客数シェア(L鏡をのぞく)が2.5%です。ここに「L鏡:3万台」が加わるため、概ね5%程度が3月までのスマスロ市場客数シェアに、また10%程度が3月までのスマスロ市場売上シェアのMAX値となりそうです。
 
各エリアにおいてもスマスロの客数シェア5%、売上シェア10%が最大値となることが想定されます。
 
この項目でのポイントは「L鏡を含むスマスロのMAX値」を大枠で把握することです。つまり、”今旬で売上が望めるスマスロはMAXでも全体売上シェアの10%まで”であるといいうことです。


―“こういう商売(営業)は儲からない”について

先に述べたように
【儲かる道を進むのに最も有効な方法は、”儲からない道を熟知”することである】
であり、
 
【儲かる商売は基本的に「需要に対して供給が少ない状況」が発生している】
であり、
 
【「誰でも、簡単に、必ず儲かる」と一気に参入者が爆増してしまい、その旨みは消滅する】
であるため、
 
今P業界において”儲かる分野=スマスロ”であることはだれがみても明らかです。そしてスマスロは手に入れる事さえできれば「誰でも、簡単に、必ず儲かり」ます。しかしながらそのような分野は参入者が一気に増えることにより限界利益を突破し、一気にその旨みは消滅します。

そう、”スマスロの旨味は過当競争により消滅することが確定している未来”と言えます。ここでいう”消滅”とは市場が無くなる、という意味合いではなくその市場における旨味が無くなるということです。競争相手がいなければ当然自店だけが得をしますが、そんなわけはありませんよね。

言い換えると、今のP業界の営業が画一化されているのは、本質的にはこの点が問題なんでしょうね。「誰でも、簡単に、儲かる」ことにしか飛びつかず、それ以外の営業手法がない。売上規模が大きいのでそうなる気持ちもわかりますが、「誰でも、簡単に、儲かる市場はMAX10%」くらいの客数規模であり、それ以外に90%もいるお客様を無視しているようでは、ホールのお客様は減り続け、業界全体も衰退するのは当たり前です。だって常に「誰でも、簡単に、儲かる」ことにしか興味がなく10%くらいのお客様に対してのみ頭を使ってる(?)のですから。


―最後に

わたしのモットーは「我々の仕事は市場のニーズを見つけ、それらを満たすことで利益を得ることである」です。

営業の目的が”スマスロを入れる事”になっていませんか?
営業の目的が”良い新台を競合よりも多く入れる事”になっていませんか?
営業の目的が”イベントで集客し、シェアで勝つこと”になっていませんか?

上記はすべて手段であり、本質的な目的ではありません。

”お客様に満足していただき、その満足が我々の利益となって還元されること”

がすべての商売の本質ですよね?「スマスロ」「新台」「イベント」は単なる手段です。それらの道具を使って、お客様を満足させる、ニーズを満たすために我々にできることは何があるでしょう?

P業界の准教授@Pラボラトリー
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