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■vol.211【意図するとしないとに関わらず、大手の価格破壊戦略に乗っている】

「Lソードアートオンライン」13日目の速報数値です。
【Sオーバーロード(10週貢献終了)と同様の推移となる可能性が高い】
と考えられます。20円スロットの急激な稼働上昇も一旦落ち着いたように思います。

今日は13日目の速報値をお伝えした後に、この激動期の中でも安定してシェアを維持、もしくはもろもろの強コンテンツや環境要因に左右されずに動き続けている機種をピックアップしていきたいと思います。

個人的には「L北斗」「Lソードアートオンライン」「ジャグラー」以外で、今回ピックアップしている機種に注目していく方が、よほど生産的だと考えています。みんなと同じ取り組みをしても、結果なんて出るわけないので。

―「Lソードアートオンライン」13日目の速報値!

(機種名  支持率  稼働率  当日の20スロ平均稼働)
5/8~Lソードアートオンライン(213%:80.1%:37.5%)
3/20~SオーバーロードⅡ(229%:78.5%:34.3%)
3/5~S機動戦士ガンダムユニコーン sF(214%:71.2%:33.3%)
(※各数値はすべて独自調べ)


―生涯顧客、生涯利益の大局的な視点で営業を考えた場合

「Pヱヴァ」「Pリゼロ」「P大海5」「P大海ブラック」「PA沖海5夜桜」「PAまわるん大海4SP」「PAサイボーグ009」「PAゴジラ」「L北斗の拳」「S沖ドキGOLD」「Sキングハナハナ30」「このすば」「Sディスクアップ2」「Sバーサス」「Sニューパルサー」「S新ハナビ」「ジャグラーシリーズ」「L銭形」「Sソードアートオンライン」

これらは(ある程度新しい機種も含めて)今、市場の中でシェアを維持、もしくは上昇させている機種です。もちろん他にも多くの機種がありますが、今回はこちらの機種たちに絞ってお伝えしていきます。まずはPS別に大別していきます。

【P部門で顧客ニーズが高い機種は】
「Pヱヴァ」「Pリゼロ」「P大海5」「P大海ブラック」「PA沖海5夜桜」「PAまわるん大海4SP」「PAサイボーグ009」「PAゴジラ」

【S部門で顧客ニーズが高い機種は】
「L北斗の拳」「S沖ドキGOLD」「Sキングハナハナ30」「このすば」「Sディスクアップ2」「Sバーサス」「Sニューパルサー」「S新ハナビ」「ジャグラーシリーズ」
「L銭形」「Sソードアートオンライン」


―【それぞれの顧客ニーズをざっくりカテゴリ別に区分すると】

(昼遊技ニーズ)
P大海5、P大海ブラック、PA沖海5夜桜、PAまわるん大海4、L北斗、Lソードアートオンライン、ジャグラー、(?:PA009、PAゴジラ)
 
(夜遊技ニーズ)
Pヱヴァ、Pリゼロ、L北斗、Lソードアートオンライン、L銭形、S沖ドキGOLD、Sこのすば、ジャグラー

(若年層ニーズ)
Pヱヴァ、Pリゼロ、L北斗、Lソードアートオンライン、Sこのすば、ジャグラー、(?:Sディスクアップ2、Sニューパル、S新ハナビ)
 
(中高年層ニーズ)
Pヱヴァ、Pリゼロ、L北斗、S沖ドキGOLD、ジャグラー、(?:PA009、PAゴジラ)

(シニア層ニーズ)
P大海5、P大海ブラック、PA沖海5夜桜、ジャグラー(?:PA009、PAゴジラ、Sニューパル)
 
(30φ層ニーズ)
S沖ドキGOLD、Sキンハナ30

これらの傾向から、
①   すべての時間帯と客層にニーズが高いのは「ジャグラー」=12%
②   すべての時間帯(特に夜が強い)と若中年層にニーズが高いのは「L北斗」「Lソードアートオンライン」「Pヱヴァ」「Pリゼロ」=16.2%
③   夜に強く、若中年層にニーズが高いのは「L銭形」「Sこのすば」「S沖ドキGOLD」=4.4%
④   昼に強く、シニア層にニーズが高いのは「P大海5」「P大海ブラック」「PA沖海5夜桜」「PAまわるん大海4」「?甘デジ系」=5.8%
⑤   その他の顧客ニーズ =61.2%
上記より、全方位の顧客ニーズが高い「①ジャグラー」が最も優先順位が高くなり、次いで売上面と集客力、客数シェアの比重が高くなる「②と➂の機種」、最後に「④の機種」となると思われます。


―【それぞれの客数シェアと重なり合いを可視化すると】

前項を現在の客数シェア(4P、20Sのみ)で可視化すると下図のようになります。

有力機の客数シェアと客層の重なり

(L北斗、Pヱヴァの円)+(ジャグラーの円)の市場顧客が占める割合は全体の約28%です。この28%は主に(機械の台数とイベントの相関が高い機種)で占められています。

逆に市場の72%は比較的(機械とイベントの相関が低い機種)の分野と仮定することができます。
イベントや機械に依存しない分、時間と労力がかかり、得られる結果は小さなものとなります。

しかしながら生涯顧客数と生涯利益は大きなものとなります。気が付けば競合との差が拡がる/縮まることになるのではないでしょうか。

短期的で瞬間的な売上を取れる部門(短期的、瞬間的な投資が必要)
長期的で恒久的な売上を取れる部門(長期的、未来的な投資が必要)

いまはSNSの影響が強く、どうしても短期的、瞬間的な投資に目がいきがちです。しかしながらこのような投資は”大手が有利”となり、同じ投資ができない企業から淘汰が進むことになります(※価格破壊戦略)。つまり、地域No1ではない店舗が投資合戦を続けること(=大手の価格破壊戦略に乗っている)ことと同義です。意図するとしないとに関わらず。そしてこれまでの歴史より、その結果は大手以外の撤退です。

今からでも遅くはないと思います。刹那的な投資ばかりに目を向けるのではなく、長期的、未来的な投資を行うことで生き残っていきましょう!

P業界の准教授@Pラボラトリー
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