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■vol.49【営業提案】ピークを最大化するために

特定日や推しの日、月一のピークを作る日にはポイントがあります。

―イベントピークを作る日にやること

・4パチ20スロのメイン機種の利益率をできるだけ緩和して稼働を取りに行く
・PS新台は自然に稼働が付くため、販促などで導線をアピールしておく
・ジャグラーはできるだけ設定を入れておく(特にマイジャグ)
※公約などがある場合は公約を守るためにARTAT機に公約通りに設定を入れる
※公約などがある場合は公約を守るためにP機に公約通りにボーダーを超える

 と、基本的には上記が王道とされています。ここで特徴的なのは「ジャグラー」以外はすべて”射幸性を求める遊技層に対しての訴求である”ということです。そのため、上記の王道パターンで作ることができるピークは
 
(射幸性を求める層の限界値)+(ジャグラー)=ピーク集客
 
ということになります。もうすこし掘り下げて考えることでもっと大きく、効率良くピークを創っていきたいと思います。そこでまずホールのお客様の遊技層を大きく分類すると概ね以下のように分けることができます。
(1.パチンコで射幸性を求める層)
(2.スロットで射幸性を求める層)
(3.パチンコで射幸性を”求めない”層)
(4.スロットで射幸性を”求めない”層)

 
そのため、理屈としてはこれら4つのカテゴリのそれぞれのピークを取ることができればピーク集客を作ることができることになります。

この中で利益相反するカテゴリがあり、それは①と②の射幸性を求める層となります(※note45参照)しかしながら多くのホールでこの①と②の双方を満たすために③と④を無視することになってしまっています。ピーク集客を最大化するために少し視点と発想を変えてみたいと思います。


―ピーク集客の最大化を達成するために

ここで一旦ピーク達成のための対策を記載します。
①    4パチか、20スロか、どちらかにターゲットを絞って利益率を下げる
②    ジャグラーに設定を入れる
③    1パチ遊技層、シニア遊技層向けに販売会などの企画を入れる
④    「沖ドキ」に設定を入れる(※地域、エリア、店舗による)

この4つをシンプルに実行すればピークを最大化することができます。騙されたと思って一度、ぜひ実行してみてください!トータルの利益率は前項の内容から変える必要はありません。

ココでのポイントは①と➂のカテゴリです。①は先にお伝えしたように4パチと20スロはお互いに利益相反するため、同時にピークを作ることはできません(4パチハイミドルの利益率を下げれば20スロARTATの稼働に影響し、20スロARTATの利益率を下げれば4パチハイミドルの稼働に大きく影響するため)。これは射幸性を求める遊技層が常に4パチと20スロを循環する構造になっているためです。どちらかのカテゴリにターゲット絞って利益率を下げ、もう片方は大きく触る必要はありません。

【4パチハイミドルと20スロARTATはお互いに稼働相反するため、どちらかにターゲットを絞る】

②の「ジャグラー」については特に言及することはありません。これは絶対にしっかり設定を入れた方が良いです。これについては別の日に改めて考察を行う予定です。

【②ジャグラーに設定を入れる】

続いて③について。これは“何を目的に投資するか”という問題になります。しばしば我々はピークを作る(=対象への放出)と考えてしまいます。しかしながら(③1パチ遊技層)に向けて最も有効な集客施策は「販売会」などの企画を実行することです。逆に放出しても大きく反応することはありません。

【③1パチ遊技層、シニア遊技層には出玉でピークを作るのではなく、企画でピークを作る】

④は限定的な要素となります。来週より全国導入開始となる「S沖ドキGOLD」ですが、これは実力が未知数のため仮にある程度の稼働が取れると仮定した場合の話となります。
沖ドキ遊技層の特性として”ARTAT機でありながら、液晶系ARTAT機の遊技層と稼働相反しない”という傾向があります。

【「沖ドキ」は「液晶付きARTAT」とは別の独立した遊技層を獲得することができる】


―まとめ

①4パチか、20スロか、どちらかにターゲットを絞って利益率を下げる
②ジャグラーに設定を入れる
③1パチ遊技層、シニア遊技層向けに販売会などの企画を入れる
④「沖ドキ」に設定を入れる(※地域、エリア、店舗による)

この4つをシンプルに実行すればピークを最大化することができます。騙されたと思って一度、ぜひ実行してみてください!

上記の条件を最大限に満たすことができる2月はピークを作りやすい月になりますね!

2月は「P大海5」導入後、15日の年金支給週に企画を実行しつつ、20スロ(or 4パチ)に公約媒体などを、ぜひ入れて集客ピークにチャレンジしてみてください!

P業界の准教授@Pラボラトリー
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