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あるものしか、ない

わたしがわたしを肯定する。ないものを見るのではなく、あるものを見る。数えるとたくさん、わたしにはある。十分豊かだ。
静かなわたしに戻ろう。


前回のこの文章について、もう少し書いてみる。

豊かさって大きくても小さくてもおんなじなんだそうです。
それを聞くまで、豊かさって大きなもの、強大な引き寄せパワーの持ち主しか得られないものだと、本気で思っていた。

それで試しにあるものを見ていくことにした。

目の前にきれいな景色がある。それを見ている目がある。きれいだと思うこころがある。眺めている時間がある。わぁ、きれいと言える声がある…きゃー、キリがない!

こうして、見ていくとあらゆるものにキリがなくなって、

あるものしか、ない!

ということに気づき、笑えてきた。こころから愉快になり、自分の豊かさに身震いした。

自分の内側が満たされると、他人の賞賛を得ようとする必要は全くない。静かに内側の豊かな世界に浸りながら、外の世界と関わっていける。

なんとも心地よいです。

でも!!

ここでわたしの未熟というか、変化を恐れる気持ちが出てきて

このまま豊かさの中にいるのが怖いよー

と、あるものをみるのをやめてしまう。とことん見続けたら、わたしがわたしじゃなくなってしまうんじゃないかと不安になる。

いやいや、豊かさを恐れるという考え自体が、もう古いよ。

雨で足元が悪くても
低気圧で頭痛でも
寝不足でも
仕事がたまっていても
前髪がヘンテコでも
近くに嫌いな人がいても

豊かさはあるんだから

あるものしか、ないんだから


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