若者は、わがままだ。自覚しよう

若者は、わがままだ。

ある会話でこんな言葉を聞いた。お金をもらうこと、他人との関係を軽く見ている。

23歳の僕も思う、若者はわがままだ。笑


嫌なことはやりたくないし、嫌な仕事はしたくない。

そのくせ自分の要望は、音や文字や動画や写真で、一斉に何の抵抗もなく発せる上に

いいね

までもらえてしまう。ほんとにやりたい放題。


厳しい社会を生き抜く大人からしたら、こんなわがままな若者は目障りで、恩知らずで、非常識な厄介者。として扱われても、おかしくないと思う。

「つべこべ言わず、働けよ」

こんな声が隣の大人の腹の底から、今にも聞こえてきそうだ。


さて「わがまま」の原因を考えてみた。

原因1 人手不足で重宝されている

少子高齢化のいま、家で胡坐をかいてても若者たちに役割は回ってくる。「俺じゃなくてもよくね」と一定のレベルの仕事は取捨選択できる。

地域や学校でもゆとりの延長で“割れない卵”のような扱いを受けている気分はまるでお姫様。

原因2 SNSで超自由に送受信する

好きな食べ物や風景をシェア、遊びをシェア、好きなものを好きな時に好きな人に...シェア。

どこにでも”わたし”を届けられる時代に、僕らは青春をすごした。シェアできない事に制限すら感じてしまう。

そして嫌なものはブロック、スルー。意図的にも意図せずも普段見ない人の情報は非表示になってほぼブロック、スルー状態に。

好きなものだらけの世界で、嫌いなものは迷わずブロック、スルー。

この価値観が現実世界にも反映されてくる。

原因3 嫌そうに働く大人をなめている

「好きなことを仕事に。」

そんなキャッチコピーで年間何億も稼ぐ大人の姿を見てしまうと、嫌そうに働く大人が対照的に映ってしまう。はるか遠くの超人的存在が身近に感じている。

疑問、軽蔑、絶望。

働いて嫌なら転職も独立も副業も、なんでもできると言われていると、

嫌でも会社にしがみつく大人に憧れは抱けない。


もちろん若い僕ら今はなんも出来ていない。ITへの順応性や学習の吸収力から、可能性と斬新さを振りかざしているだけである。若者も同じように、なめられている。

でも何かあるとは、自分でも感じる。”何か”を見つけるために藻掻いている。


結論 わがままを自覚して

どれも不可抗力だ。社会背景が僕らの価値観形成を助長してきた。

だから「若者はわがままだ。」をお互いに受け入れるのが最優先であろう。

わがままが悪いとも思えない。

「成功する経営者はわがまま」

「経営者はいつまでも若い」

ということだって耳にする。わがままが悪いとも思えない。


迷惑だって失礼だってするかもしれない。でもそれは、若者らしさということで目を瞑っていただきたい。

こちら側ができるのはわがままなまま、「わがままを自覚」すること。


ビバ若者、ビバわがまま

がんばろう~

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