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老いるとは (Ⅰ)

若い頃はオシッコをしたくなったときにも勃起が起こり、ある程度の時間は排尿を我慢することができた。

男性器は、鉄道線路のポイント切り替え装置のように、排尿と生殖という2つの機能を切り替えながら使っている。


普段は排尿がメインであるが、いつ何時生殖指令がくるかもしれない。

その時には、オシッコの道と精子の道を急いで切り替えないといけないので、勃起してポイントの切り替え時間を稼ぐ。

年を取ると生殖指令がほとんど来なくなるので、ポイントを切り替える回数が減り、ほぼ排尿目的になってしまう。

ポイントの切り替え時間を稼ぐ勃起回数が減ると、排尿を我慢できる時間が短くなる。

つまり、オシッコを我慢できる時間的余裕がなくなって、オシッコを漏らしそうになるのである。

勃起して時間を稼ぐ機能を思うように使えないという精神的なあせりも、我慢できる時間に悪影響を及ぼす。

若い時には、こんなことは考える必要もなかった。

老いるとこうなることが早い時期から分かっていれば、予防できたかもしれない?!

使わない器官は退化する。

今回のテーマの結論:
「 ポイントの切り替え装置は、時々油を差して置かないと錆びてしまって、いざという時にうまく作動しなくなりますよ! 」という男性諸君へのアドバイスでした。

人生には緊張感とミステリアスさが必要ということか?!

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