統合編⑧:アファメーションの選択
今回はCONNECTの統合編として「アファメーションの選択」をお届けします。CONNECTを使ったアファメーションを最適化するテクニックを紹介します。
アファメーションとは
アファメーションとは、一般的に自己肯定のために肯定的な言葉やフレーズを繰り返し言う、または考える行為です。
これは、自己イメージの向上や、特定の目標に向かってポジティブな考えを潜在意識に浸透させるために用いられます。
たとえば、「私はツイている」というアファメーションを毎日繰り返すことで、実際にそのように感じ始め、それが行動にも反映されることが期待されます。
アファメーションは、自己啓発やポジティブ心理学の分野で広く用いられ、多くの人々によって日常生活で実践されています。重要なのは、自分自身にとって真実であり、心から信じられるアファメーションを選ぶことです。
CONNECTでアファメーションを最適化させる
アファメーションは、本やインターネットなどで調べれば、目的に応じた多数のものが見つかります。
その中で、現在の自分に必要なアファメーションを見極めることが重要です。これは、CONNECTを用いて内なるパートナーに「このアファメーションは今の私に必要ですか?」と尋ねることで判断が可能です。
もし必要なアファメーションが見つかった場合、「一日に何回」「どの時間帯に行うか」や「声に出すのか、心の中で唱えるか、ノートに書き出すか」など、CONNECTを通じて確認することができます。
さらに、選んだアファメーションを自分に適した言葉にカスタマイズすることも可能です。その実例を一つご紹介しましょう。
「ゲシュタルトの祈り」の最適化
「ゲシュタルトの祈り」とは
心理療法の一つであるゲシュタルト療法の創始者の一人、フリッツ・ペルズによって書かれた詩です。
詩の内容は、他人との関係において、自分が感じたことや考えたこと、行動したことは自分自身のものであり、他人のそれとは独立しているという考えを表現しています。
これは、個々人が自己の感情や行動に対して完全に責任を持ち、他人を変えようとせず、他人の行動や感情に依存しないという考え方であり、心理的な自分軸を確立する上で役立つアファメーションと言えます。
「ゲシュタルトの祈り」をカスタマイズする
インターネットで「ゲシュタルトの祈り」を検索すると、様々な日本語訳が見つかります。ここでは、ChatGPTによる日本語訳を記載します。
以下は2年ほど前に、当時の私専用に調整した「ゲシュタルトの祈り」です。
自分の感性で言葉をカスタマイズしながら、単語や一行ごとにCONNECTで「この表現でいいか?」を確認しながら作成したものです。
このようにして、アファメーションを自分に最適化することができます。
最適化を行うことで、自分によりフィットするオリジナルのアファメーションを作ることができます。その結果、アファメーションをより好きになり、継続する気持ちが増して、効果も出やすくなるでしょう。
機会があれば、ぜひ実践してみてください。
次回に向けて
次回は日常編として、「信頼の選択」をテーマに取り上げます。
CONNECTによる、人生への信頼の築き方について詳しく解説します。次回もぜひお楽しみに。
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