見出し画像

ウォール街のランダム・ウォーカー【第1章】

お久しぶりです。

you_kkです。


第15章、500ページを超える名著を買ってしまいました。

A RANDOM WALK DOWN WALL STREET


せっかく読むなら自分のためにも、覚書を残しておきます。




本題に入る前に、

みなさんは自分が株式投資でどのように儲けようか、考えたことはありますか?


自分はお風呂とかランニング中とかに少し考えますが…

株価形成や経済に関する理論をきちんと学び、そこから推測する。

人間の心理を読んで大衆心理に先行する

このどちらか、もしくは両方が儲ける秘訣だと思い、いろいろ勉強しています。


すると、この本の冒頭にはその2つが二大派閥だと書かれているではありませんか・・・(嘘みたいな本当の話)




第1章 株式投資の二大流派


冒頭。

(この本を理解するのに)必要なのはただ、株式投資に対する興味と、投資を実りあるものにしたいという意欲だけである。

p.33

そんなに難しい本じゃない、というか、難しい用語を使う時は初心者に向けて解説を入れていくよという前置き。

たしかに、株式投資で結果を出したければ、好奇心を持って自ら進んで様々な情報を仕入れていく人間でなければならない気がする。



そして、この本は、「投機」ーつまり短期間で利益を出そうとする投資手法のための本ではなく、「投資」ー何年か、長期間保有することで安定して資産を増やしていく投資手法のための本である、と記述されている。



続いて、成功する投資家とは?
簡潔にその答えが書かれている

一般に、成功する投資家というのは、非常にバランスのとれた人格の持ち主で、生まれつき好奇心と知的探究心が強く、それを駆使して資産価値の増加につなげることのできるような人物である。

p.37

うーーん。

非常にバランスのとれた人格かと言われれば、私は首を縦には振れない気がする。(笑)

ただ、好奇心と知的探究心についてはかなり優れていると自負している。出なければ投資なんてそう簡単に始めないでしょう。

皆さまは好奇心を持って投資について調べることができているでしょうか?




さて、本章で主題となる2つの理論についてである。

ファンダメンタル価値学派

投資というのはあるべき価値と実際の株価を比較するという、やや退屈だが、きわめて単純明快な作業である。

p.38

投資対象となる"モノ"の現状分析と将来予測を注意深く行うことで、その"モノ"の現在価値を推定する。

そうして推定された「真の価値」と、現在の「市場価値」を比べて、低ければ買い、高ければ売る。

"モノ"の本質(ファンダメンタル)と呼ばれる絶対的価値を重視する学派である。

市場で一時的に本質価値を下回っている銘柄を買い、上回っている銘柄を売ることに尽きる

p.40


これができれば苦労しないよね… というのが正直な感想(笑)


ただ、ファンダメンタル価値学派からすれば、

漠然と「伸びそう!」という感想から銘柄を買ったり、「天井っぽい!」などという感想から銘柄を売るのではなく、

自分の考える、その銘柄の価値は一体いくらなのか? これを考えたほうが良いことは明らかではある。

私を含め、一般投資家はそれをほとんどしていないが、まずその現在価値とやらをどのようにして算出すれば良いか、そこが投資の一番難しいところであり、本質のはず。


砂上の楼閣学派

上記のファンダメンタル価値学派とは対立する。

本質価値を見出すためにではなく、
一般投資家がどのように行動し、強気が支配する相場の局面で、希望的観測がどのように砂上の楼閣を作り上げるかを分析することに、
エネルギーを費やす

p.40

これを提唱する派閥は、「将来価値の見通しは誰にも正確には分からない」と主張する。

これに関しては全く同意したい。


群集心理の方に重きを置いて、株価形成における不特定多数の参加者の平均的な見方を予測するという考えで投資を行う。

すべてのものの価値は、他人がそれに支払う値段によって決まる。

p.43


まぁしかし、そうした群集心理の中に自分自身の心理も当てはまるのだから、そう簡単にこれが実践できるはずがない。




以上、今回は第1章のまとめでした。

いくら好奇心があって、いくら学ぼうとも、投資とは難しいものですね。。。




ここから下には何も書かれていません。

もし参考になった、続きの要約も楽しみにしてる!という方がいれば、ぜひよろしくお願いします^^

ここから先は

34字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?