【7974】任天堂の売上高を振り返る - 2006年からのジェットコースター
こんにちは、you_kkです。
普段中小企業やベンチャー企業ばかり目を向けていますが、たまには大手企業の決算も読んでみようと思って、任天堂を選んでみました。
最近スプラトゥーンにはまってるので。。(笑)
任天堂の売上高と、ゲーム機の発売時期を重ねて、どのような業績を残してきたのか振り返ってみたいと思います。
ちなみにトップ画像はChat GPTにより作成
売上高と営業利益の推移 - 18年間の業績
まずこれが過去の売上高と営業利益の推移です。
左が2007年、右は今年(2024年)になり、過去18年間の推移です。
山あり谷ありのジェットコースターですね。。
ちなみに株価はこんな感じ。
そりゃあ、売上高と大体同じような動きをしていますね。
2006年 - Wii の発売
まず2006年に Wii を発売しています。
日本では割と Wii は普及した記憶がありますが、実際、売上高を追うとそこから数年間、売上高と営業利益は伸び続け、絶好調です。
このときの売上高の上昇率は、前期比で89%(@2007年)、73%(@2008年)であり、驚異的な数字を出しています。
これが Wii の力。
2012年 - Wii U の発売
2006年の Wii から数年間、売上高は確保されましたが、2009年をピークにして下落しています。
そこで打ち出したのが Wii U。
2012年から発売を開始しましたが…
国内ではまずまず普及したようですが、海外では据え置き型のゲーム機が主流でなかなか受け入れられず、業績は低迷しました。
またこの当時、まだまだ 3DS が業績を牽引していたようだが、その価格を1万円下げることを2013年に発表している。
業績低迷を脱するための苦肉の策であったはずだが、逆に、元値で仕入れている小売店に差額を支払ったために業績の回復は見込めなかった。
2017年 - Nindendo Switch の発売
さて、お待ちかねの Switch の発売です。
もう Switch が発売されてから7年も経過していることが驚きですね、、
私は最近購入しました(笑)
さて、 Switch のおかげで業績は大きく回復しています。
2018年は売上高を2倍以上に伸ばし、そこからも堅調に推移しています。
まとめ
任天堂は、Switch を発売してから7年間も新機種を発売していません。
こうしてみると、Switch がどれだけ任天堂を救ったかよくわかると思います。
しかし、そろそろ売上高も伸び悩み、円安効果が効いている現在でも売上高が爆伸びしているわけではありません。
新機種や、何か新しい分野などに進出していかなければ、今後のさらなる業績の発展には繋がらないでしょう。
次の発表に楽しみです。
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