「まだ緊張する」魔法少年☆ワイルドバージン(公開から7日経過)

今田です。アケミ(想定読者名)、ちゃんと栄養をとっていますか?

いきなりですが『魔法少年☆ワイルドバージン』の上映期間が1週間のびました。新宿バルト9・梅田バルト7ともに12月19日(木)まで。映画業界のことはひとつもわかりませんが、できるだけ聞き耳を立ててみたかぎりで言えば、どうやらすごいことらしいです。みなさん熱い感想をありがとうございます。正直、それのおかげで1週間のびました。

きょう時点で、試写で1回、劇場で3回、計4回観ました。お客さんがどこで笑うのか、ちゃんと映画になっているかなど、気になるところはたくさんあって、つまりいまなお緊張していますが、そこで思い出すのが、かつて宇賀那さんが『発狂』という作品を上映した際に経験したらしい出来事です。

「上映中、自分ひとりだけが笑っていたんです」

そのエピソードをニコニコしながら語る宇賀那さんを見ながら、そんなことがほんとにあるんだろうかと毎回思います。映画のタイトルと絡めて語ることはあえてしませんが、いや、やっぱりしますが、その状況こそが『発狂』という単語にふさわしい気もします。

きょう12/12の上映後トークで、宇賀那さん作品のプロデューサーで音響づくりも務める小野川さんも言っていましたが、宇賀那さんは「このシーンの鳥の鳴き声ってなんか気になりますね。ぜんぶ消しましょう……え! 200箇所もある!? そうですか……では、当初の予定通り、ぜんぶ消しましょう」と言う、あきらかにクレイジーな人です。そして、そのクレイジーぶりを自分でもわかっている人でもあります。

そんなクレイジー監督に、今回すさまじいごほうびが生まれました。

12/13(金)上映時刻26:30~
『魔法少年☆ワイルドバージン』
客席数405席

もう一度書きます。上映時刻26:30です。405席です。

みなさんはどうしますか?

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