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株式会社 1Line Official note Vol.032


ONE COATING「無料サンプル加工サービス」のご案内

ONE COATINGを検討される家具の張り地に対して、この度、無料サンプル加工サービスの提供を開始しました。これまで、個別案件ごとに承ってきましたが、今後は標準サービスとしてご案内させていただきます。

「見た目が変わらないONE COATINGは、お客様への提案が難しい。」
「エビデンスで品質が見える化し、資料が充実していても、まだハードルが高い商品。」
「実際の商品で、目の前で効果を見せられないので、勧めにくい。」
そんな声を、時折いただいてきました。

ONE COATINGの良いところは、加工は見えない、効果は見える点にあります。
加工をした検討中の張り地を見て、触って、その変化の少なさを確認。
水やコーヒーなどを掛けて、その効果を確認。
お客様が実物を見て、触れて、ジャッジすることが、一番分かりやすいと考えました。

そのため、頂く時間は1週間。
費用は無料としました。

ご利用方法は、まず、1Lineから無料サンプル加工サービスセット(申込書、着払い伝票、封筒)をお届けします。在庫が無くなれば、追加で必要数をお届けします。

【 無料サンプル加工サービスの特徴 】

「簡単」→ 申込書とカットサンプルを封筒に入れて、着払い伝票を貼って送るだけ
「早い」→ 予定納期は1週間
「無料」→ 本サービス利用による費用は掛かりません

先日リリースしたカタログに、本セットを同封しております。
今後順次、カタログと一緒にお届けします。

家具の寿命を延ばすアンチエイジング・テクノロジー「ONE COATING」。
もっと沢山の方に知っていただき、もっと身近に、もっと気軽なサービスになるよう、今後も改良や開発を進めて参ります。

(注意事項)
※本サービスは、ONE COATINGのお取扱い法人様を対象にしたサービスとなります。
※検討素材への確認を目的としたサンプル加工となりますので、商品等への加工は対象外となります。
※素材は、生地、革などの張り地を基本としますが、その他の素材をご希望の場合は、担当にご相談ください。
※予定納期は、受付完了報告時にご案内します。
※納期は、土日祝日、夏季・冬季休暇を除く、弊社営業日換算を基本とします。

※詳細については、別途ご案内させていただきます。

菌育プロジェクトin カンボジアの小学校

菌滅の社会的な取り組みとして、子ども達に「菌育」を届けるプロジェクトを行なっています。
今年の5月、東京都港区内の児童 約15000人に向けて、菌育BOOKと菌滅シートを届け、学校での菌育に役立てていただきました。

東京都港区内学校での菌育について

今回、国際教育支援NGO団体「なかよし学園」の中村さんにご協力いただき、カンボジアの小学校で、菌育授業を行われました。

カンボジアと日本では、衛生概念も、菌やウイルスに対する教育も異なります。
中村さんがウイルス役になり、子ども達にも分かりやすく、感染経路や予防方法を伝えてくれています。
菌育は「知ることが一番の感染対策」と考え、子ども達に分かりやすく伝える活動です。


また、日本が持つ高い抗菌技術を、シートにすることで、世界中に届けることができます。
世界では、コロナではなく、不衛生な環境で亡くなる人が沢山います。
コロナ禍で開発してきた菌滅を、今後は難民キャンプなど衛生を必要とする場所に届けることも進めていきたいと思っています。

「菌滅シート」・・・障がい者雇用施設で手作り製造
「菌滅」・・・安心と雇用を支え合うプロジェクト
「菌育」・・・子ども達に基本的な知識を伝え、将来にわたる安全安心につなげる活動


【連載:1Line ヒストリー】

第18回 カンボジア編

20歳の時、将来、自分が何をやりたいのか、進む道に迷い、1年かけて海外を旅して周りました。

漠然と、将来、発展途上国で、役に立つ仕事ができないかとの考えがあって、大学は英語の学科に進みましたが、実際に現地に行ってみて、確かめてみようと思ったことが、日本を出た理由の1つでした。

日本に居て知る世界と、実際に現地で目の当たりにする世界は、全く別の世界でした。
戦争、貧困、教育、医療。その日を生きていくことが、簡単ではない世界で、必要とされることは、どれも現実的なものでした。
淡い情報で、独りよがりの正義感で考えていた「役立つ」は、役立たないものばかりでした。

当時、20年以上前のカンボジアは、まだ戦争の影響を感じる国でした。20年間続いた内戦によって、400~600万個の地雷と、240万個以上の不発弾が残り、地雷で足を失った子供が沢山いました。
アンコールワットの周辺で、地雷除去活動をするカンボジア人のアキラさんの話を聞いて、私は胸をえぐられました。

日本に帰って、必要とされる知識や技術を身につけないといけない。
旅の出鼻でそう痛感し、どの分野を学ぶかを探しながら旅を続け、結果、建築を選びました。
帰国し、建築を学びながら、様々な想いや経験を重ね、1Lineを設立しました。

今回、カンボジアの小学校で、子ども達に菌育を伝える機会をもらいました。
後で知りましたが、その活動を現地でサポートしてくれていたのが、地雷除去活動をするアキラさんでした。
知らないところで、見えない縁が、20年以上も繋がっていたのだと驚かされました。

1Lineとして、これから行っていくことは、日本が持つ高い技術を、世界の必要とされる場所に届けていくことです。
そして、それを、日本国内で、できる限り手作りすることで、国内の障がい者雇用につなげ、安心と雇用がお互いに支え合っていく仕組みが作れればと考えています。