【佐賀】 2023年シーズン サガン鳥栖 中間通信GK・DF編 【都道府県魅力度ランキング47位】
初めに
例年通り主力の流出(小泉・ジエゴ・垣田・宮代etc.)から始まった2023年シーズンも半分が終了。いつも通り、降格候補と言われながらも、8位(2023年7月現在)と悪くないシーズンを送っているサガン鳥栖。
藤田キャプテンの名言『サッカーファンの期待を裏切り、鳥栖ファンの期待を裏切らない。』をしっかり実行してくれた、選手たちの中間通信はこちら。
GK
コホンジョ
出場機会0で見れてない。頑張れ。
オムイェフン
上と同じく出場機会0で見てない、頑張れ。一緒にやってた、キムミノは長野で頑張ってるので、環境を変えるのも一つの手かもしれない。
岡本昌弘
鳥栖の最年長はリーグ戦でベンチ入りしたり、しなかったりと第3GKとしての役割を全う。
唯一スタメン出場した、天皇杯宮崎戦では落ち着いたプレーを披露。40歳を過ぎてもなお、足元の技術を向上させる向上心は、若手に見習ってほしい所No.1である。
下部カテゴリーでビルドアップしたいチームが出てきたら、狙われそうな気もするがどうなることやら。
内山圭
直接対決で考えると、静岡で一番強いチームから来たGK。今季はルヴァンのみ出場。
下馬評通り足元の技術は高く、SBにつける浮き球のパスなどGKがビルドアップに必要な技術は持ち合わせている。ただ、鳥栖はサブ組とスタメン組だと技術に差があり、ルヴァン杯ではGKを含めたビルドアップが上手く行かないシーンも多く見られた。無論、内山だけの責任ではないのだが少し残念であった。
プロフィールで書いてある通り、佐賀に無事入れたそうだ。ただ、無事に出れると思わない方がいい(cvさや香 石井)。
パギさん
言わずもがなの守護神。
権田や林、エドゥアルト等シーズン毎に信仰先がコロコロ変わる鳥栖サポであるが、今シーズンの信仰を一身に集めているのはパギさんである。ボールを持てば高精度のフィード、ボールを持たざる時は鬼神の如きセーブと、見事な活躍を魅せた。在籍してくれて、ありがとう。
居るだけで勝ち点が追加される選手のため、早く鳥栖に家を買ってください。佐賀でも二日市あたりでも可です。
DF
山崎浩介
川井さんの教え子1号。
前半戦は全試合フル出場で即戦力として活躍。個人昇格組の為、フィットには時間がかかるかと思ったが、あっさりCBのレギュラーを確保。
偏見だが、個人昇格選手はディレイすべきかチャレンジすべきかの判断をJ1仕様にするのが少し時間がかかるイメージがある。(加入初年度の田代とか。)山崎も加入当初そのような癖が見られた。ただ、開幕5失点スタートやらソッコの離脱やらにより、責任あるポジションに抜擢され、その癖を無理矢理強制。J1仕様のCBに無事成長した。
入社1年目に、炎上案件を経験した為、ちょっとやそっとのことではビビらない若手社員みたいな成長の仕方である。
新加入選手から、チームに欠かせない選手となったため、ケガだけには気を付けてくれ。
アンソニーアクム
期待のケニア人。残念ながらまだフィットはしていない。
スプトゥーニといい、タハールといい、ガノビッチといい、上手いし強いが、なんか微妙にフィットしない外国人を取ってくることに定評がある鳥栖フロント。ポールを狩れるボランチとして期待されたが、今の所は苦戦中。当たりであってくれ。
中野伸哉
出場機会を減らしているユースっ子。
昨年は攻守合わせて1.5人分ぐらい計算できるジエゴに、今年は何かと気が利く菊地にポジションを奪われる。
対人性能は高く、SBやWB以外にもCBも出来るマルチロール。何処かしらで使われると思うが、どのように使われ、どのように成長するのかは全く読めない。中でも外でもプレーできる左SBみたいな、成長の仕方がうれしいです。
まだまだ鳥栖でやり残したことがいっぱいあるはずなので、鳥栖ブランドSB大好き柏、青田刈り瓦斯等はあまりこっちを見ないで下さい。
ファン・ソッコ
怪我で出遅れたが、6月には無事復帰。昨シーズンは、屈強なフィジカルと速さ、たまに見せるポカと三拍子揃ったCBであった。しかし、エドゥが抜けたあたりからポカが減り、J1屈指のCBへと成長。
及第点程度であった足下も、パス出し時に遠くを見ることを覚え、楔のパスを打てるようになった。嬉しい誤算である。
出遅れた分、後半戦は大車輪としての働きを頼む。
平瀬大
早稲田を経て、無事戻ってきたユースっ子。
今期の出場はルヴァン2試合、Kickoffsagaで4放送に出場。テレビでも試合でもとにかく声は出ていた。足下も上手く、左CBも卒なくこなせるのだが、山崎・田代・ソッコの壁は厚く、中々ベンチ入りの機会も得られないのは寂しい。
まあ、鳥栖の1年目大卒CBで初年度から試合に絡んだ選手は未だに居ないので(例:坂井、MD、孫等)、レンタルで経験積んだ後25歳ぐらいからレギュラーになってくれれば助かる。
田代雅也
見た目通りの厳ついプレーが持ち味のCBは前半戦15試合に出場。
ソッコの怪我により、J1経験があるCBが田代のみという非常事態であったが、無事にその穴を埋めた。持ち味のエアバトルは安定しており、サイドからの放り込みはほぼ封殺。スピードには難があったが、パギさんや山崎のカバーリングにも助けられ悪目立ちしなかったのも良かった要因だろう。
足下に関しては年々上達が見られるがゆえに、ビハインド時にリスクが過ぎるパスを通そうとするのが傷。
リスクヘッジが出来るようになるか、取られても取り返す自作自演が出来るようになるかの成長を求む。
長澤シヴァタファリ
大卒内定1号。
デカい早い足が長いと三拍子揃った、ザ・ハーフのSB。
発表後すぐ、スタメン起用された際は落ち着いたパス回しを披露。どうやら、馬力が凄いだけのタイプでは無いらしい。
来期の起用法がどうなるかは予想がつかないが、SB・WB・SHどれもありうる。まあ、怪我のない様に学生生活を過ごして下さい。
大里皇馬
ユースっ子。ただ、試合では見てない。
高円宮杯での活躍を生で見た側からすると、ベンチ入りのみの出場無しは悲しい限り。
平瀬君の所でも書いたが、山崎・ソッコ・田代の壁は厚いと思うので、レンタルという選択肢もありだと思う。
原田亘
昨年のシンデレラボーイは今年もJ1。
開幕当初はチームの都合で3バックの左に回されたりもしたが、最近は右SBでがっちりレギュラーをつかんでいる。
オラオラしながらサイドを突破するタイプではないが、ウイングのサポートが上手く、前にいる選手がストレス無く出来るように気が使える。多分、飲み会で先輩のグラスを空にさせることがない。
最近は、岩崎長沼が作ったスペースに入り込むプレーも見られ、着実な成長を感じれるのが嬉しい。
坂本稀吏也
興国高校産。前半戦はカップ戦を中心にちょこちょこ出場。
主に、起用された左SBでは確かな足下の技術を披露。ポジションニングはわりとフワフワしており、良く言えば偽SB、悪く言えば漂っていただけ。
個人的には、一度きっちりしたSBのプレーを覚えさせたのち、自由度を与えるとよい気がする。パンゾーさん鍛えて下さい。
MF編FW編は頑張れたら頑張ります。
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