君は最後に笑って

心がずっとざわざわ、ふわふわ、そわそわしてる。

昨日の発表、配信から一晩あけて、ちょっとは落ち着いてくれるかなと思ったけれど、やっぱりまだ受け入れられてないみたい。だから走り書きのようにここにひたすら文字を打っているわけです。向き合うことすらまともにできていないけれど、この気持ちを絶対に忘れたくない、という思いが勝ったのでつらつらと書き始めた朝の7:46です。

朝起きた時に「まだ寝たい」とか「お腹空いた」よりも先に、「あ、リノちゃんいなくなっちゃうんだな」という実感が急に湧いてきた。なんでだろう。寂しい。寂しい。さみしい。そりゃそうだよ。
この時初めて自分の本当の気持ちに気づけたのかもしれない。

昨日のあの文を読んでから、なんだか心がショートしたように固まってしまった。
ショックが大きすぎる故に、ということなのかもしれないし、意外とすんなり受け入れてしまっていたのかもしれない。心の動きがストップしてしまった分、不思議なくらい冷静にその状況を理解しようと頭が働いた。
あとから思うと、その時は無意識にCody・Lee(李)とリノちゃんとの思い出を考えることを避けていたのかもしれない。そのなかでもやっぱり受け入れるしかない、という思いが強かった。

だってそれは、僕の生活を彩って、支えてくれるCody・Lee(李)の5人がそれぞれの生活を大事に、幸せに生きてくれることこそが、一番の願いだから。
そこの答えはもう決まっていた。このバンドが、ということ以前に、あの5人みんなが大好きだから。

自分の中ではこれが答えなんだ、と無理やり言い聞かせたかっただけかもしれない。でもこの気持ちは本当にほんとうだ。

怖さもあったけれど、意外にも落ち着いて午後9時からの配信を迎えた。
始まった瞬間のメンバーの顔を見て、声を聴いたらなんだか急に涙が止まらなくなってしまった。
わかってた。無理に決まってんじゃん。
文章ではなく配信で5人の口から伝えてくれること、リノちゃんへ向けた4人のコメント、最後のほんわかした雰囲気の雑談タイム。5人の中にある温かい空気感、少し暗かったけどいつものCody・Lee(李)を見てるようで、余計に泣けてしまった。
でも泣いているより、ニコニコしてた時間の方が長かったような気がする。いや絶対そうだよ。

5人が並んでいる姿を見れるのは最後かもしれないのに、お前らのそゆところが大好きなんだよぉぉ！！って思うところがいっぱいあった、から、こそ、自分の中で送り出す心の準備ができていたつもりなのに、やっぱりあの5人がいいんだよ、5人のままでいてよ、というワガママ心が邪魔してくる。
何度も言うけどさ、何度だって言うけどさ！！！！
だってあの5人がほんとのほんとに大好きなんだよ…

大好きだからこそ、受け入れたくない自分がいる事に一日経ってやっと気づいた。止まっていた心がゆっくりではあるけど動きだしてきたのかな。少しずつ受け入れる準備ができているのかもしれないし、受け入れることなんてこれからもずっとできないかもしれない。でも生活はつづくんだ。この気持ちを抱えながら進むんだ。受け入れられなくても、ほんの少しだけ、前を向くことが出来たような気がする。

Cody・Lee(李)がいなくなっちゃうわけじゃないし、リノちゃんの歌が聴けなくなるわけじゃない。別々の道にはなるけど、大好きな5人がこれからも進み続ける選択をしてくれた。Cody・Lee(李)が大好きで出会った仲間たちと一緒にこれからも進んでいけたらいいな。一緒にだよ、みんなで。
「この5人なら…」という思いがメンバーそれぞれにあったと思う。僕だって、僕達だって「この5人と一緒なら…」と思ったんだ。その気持ちは絶対に間違ってないよ。それだけは言える。

色々書くのは野暮だと言ったけれど、この気持ちを抱えながら続く生活も、それもいいよね。
そう思える素敵な思い出をくれたリノちゃん本当にありがとう。李の湯でいただいた「キネマの神様」やCody・Lee(李)の曲たちがこれからもリノちゃんとの思い出を繋げてくれる。
5人が大好きなことはこれからもずっと変わらない。

僕はさ 変わらないでここにいるよ