嬉しいんだ

うふふな、ザッ

私はとても臆病で怖がりだから、防犯対策も抜かりなく行っているわけで

女子大生初めての一人ぐらし
インなんか破天荒なことが起きそうな地域

朝の陽射しで目覚める清々しさを知っている私も、しっかり防犯上の不安には勝てるわけもなく
完全遮光のカーテンという安心を買った、しかもちょっといいやつ

だから最近の幸せは、私を外の世界から覆ってくれている分厚い安心カーテンを開ける瞬間

だって最高な季節、気候が良すぎるのだもの！

今日はどんな日かと、寝ぼけた頭でふわっと思って
カーテンを超えて入り込んでいる陽射しの具合で、今日の空の予想大会
それから一思いにザッと開ける

ちなみに今日は雲一つない真っ青な空
そのおかげで今日のBGMは宇多田ヒカルの「人生最高の日」

分かりやすく浮かれちゃってる

尾を引いちゃうくらいなんだよ、それくらい

最近、浮かれたことがもう一つありまして

ある日
「私、ちゆ社会不適合者やと思ってんねん。私と似てると思うねん」
って言われた、結構急に

社会不適合者はなんとなく認めたくない感じは正直あったけど、嬉しくてお酒ぐびっと飲んでしまった

「こんなとことか、こんなとことか、あるやろ？」って

ドンピシャすぎて、本気でびっくり
その時はうまく反応できなかったけど、本気でびっくり

もちろん合ってたから驚いたわけだけど
その人がそんなに私の事をわかっていてくれているとは思ってなかったから
どこからそんなことが分かったんだろうとか、いろいろ思って驚いた

正直、思いのほか、後を引くほど
嬉しかった

ヤツ

めちゃくちゃ自己判定だけど
私ってたぶん、なんか掴みにくい人間なんじゃないかと思う

状況によってみせる顔が全然違いすぎるし、確実にオンオフを切り替えるスイッチがあるから、私の全体像をつかむのは難しいのかもしれないとか思ってる

経験上、あなたってこんな人でしょう？って言われても納得できる内容をあんまり受け取ったことは無いし
だからこそ他の人からの私への評価も、全部を素直に受け止めることが苦手

そんな簡単に私を語られたくないぜってどっかで思ってる自分もいるし
でも分かってほしいぜって思う自分もいて
自分でも自分のことめんどくさいヤツって思う

ちょっと甘えさせてね

それでも、このめんどくさいヤツの事を

本当に分かってくれている
分かろうとしてくれている人がいる

この事実だけで本当にうれしいし、やさしい気持ちになる

今日も懐かしい人に会って
私の本当を分かってくれてる、分かろうとしてくれてるんだなって言葉を沢山もらった、うれしかったなぁ

私は色んな場所に必要以上にバリアを張りがちで冷たく現実を見がち

それでも私には私を大切に思ってくれている人が確実にいて
冷たく見ている現実を暖かくしてくれる存在がいる

それだけで頑張り続けられる、は言い過ぎだけど

その支えは自分が弱ったときに力になるし
不安な時の後押しになることは間違いない

私は恵まれているなぁと、散々思う
その分私もなにかの形でお返ししたいな、とも思う

日々の幸せを楽しみながら、暖かさに甘えて、もうちょっと自分のために生きてみます
いつか必ずありがとうを届けに行くから待っててね