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メディラブ会(2021/8/5)

2021年8月5日(木)道北勤医協一条通病院の医師、看護師、事務職員が集まって、「メディラブ会」を開きました。
メディラブ会は医療に関わる人が医療者としてのやりがいや普段感じる課題を共有し、患者さんやこの地域に住む人のために、自分たちにできることを自由な発想で話し合う場です。

こんなケアをしたいと思っているけどまだできていないこと、病院の外にこういう仕組みがあればいいのにと思っていることを共有することで、この地域にできることが見えてくる。そんな発想から、日々感じていることを職員の垣根を越えて話し合い、どのような場や機会があればいいかを考えました。パーティーのような楽しい雰囲気で、出てきた意見は付箋に書いて言語化、「それいいね!」という意見にシールを貼りながらディスカッション。この地域でできそうなことの想像はどんどん広がっていきました。

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病院の中で感じる地域に必要だと思うこと、一住民として感じる地域に必要だと思うこと、病院の中で感じる地域に必要だと思うこと、病院で提供する医療に対して必要だと思うことなどを自由に話し合いました。

子育て相談の場、人生の最終段階(終末期)の過ごし方について話せる場、小中高校生のちょっとした悩みを相談できる場、認知症について話せる場が必要…といった地域のニーズを共有したり…

手話教室を開きたい、一条村を作りたい(病院周辺の様々な施設を使った療養ツアーを通して家に帰りたいけど家に帰る自信がない患者さんに自信を持ってもらえる場所/看護師貸出オプション付き)、近くの銭湯に交流の場を作る(地域に住む入浴介助が必要な人の支援をする)…といったアイディアが出たり…

そもそもこの地域で患者さんに提供する医療をよくするために、病院の中のことも変化させたい、もっと熱いディスカッションをしたい、他の職種の考えていることや本音を聞きたい、お互いのしている仕事や患者さんとの関わりの中の素敵な場面を共有し賞賛したい、やっててよかった!と思える機会を増やしたい、など医療を提供する場をよくしたいという気持ちをみんなが持っていることもわかりました。

この地域の健康を支えるために、できそうなことはいろいろありそう。そんなことに気がつくメディラブ会でした。
メディラブ会には今回は道北勤医協一条通病院で働く医師、看護師、事務職員、旭川医大の学生に参加してもらいました。今後も同様の機会を設ける予定です。参加してみたい!という方はぜひ気軽にお立ち寄りください!

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