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トンネルの向こう側は

 昨年秋、あと数日で約1ヶ月半の有休消化に突入って時に左手首を骨折しました。
 橈骨遠位端とトコの骨折と同時に尺骨ってトコも骨折していたらしい。一体どこの部位?って思われそうだけど、指の骨が集まってる辺りとでも言えばよいのか?パートも決まってたし、屋台に出られるかもしれないので準備もできたら良いな♪なんて気持ちは木端微塵に飛び散って、やっちまったよぉおい明日っからどうやって生活する?って想いと痛みの交差。2日後には手術して1週間後には抜糸できたけど、思った以上に手は使えず指は力なく曲がり掌は左右がくっついたかの様で、年配の方がよく身体が固まって動かないって言うのはこーゆー事かとしみじみしてた。
リハビリ続けて掌を真っ直ぐ床につける様になったのは年が明けて3月くらい。骨折の原因となった自転車に乗る様になったのは春になってから。
手術で骨につけた金属プレートは想像以上に馴染んでしまい、手首の太さやプレートを縛ってた糸が縫い目に出て来てるから、まだ入ってると実感できてた。
そして先日、ようやく金属プレート除去できたけど今更ながら入ってたプレートとビスの太さに驚いてる。
ソレがこの写真

腕の上に乗せてみた

レントゲン画像はこちら

橈骨なんて名前初めて聴いたよ


この画像みてビスは8本だと思ってたけど、実際は9本。
この腕に2mm以上の太さのビスが9本?トム&ジェリーの出てくるチーズくらい骨に穴が開いてるみたい。(ちなみに3週間くらいで新しい骨ができてくるそう)
腕の浮腫は時間薬で、抜釘でまた腕も使いにくくなった。しばらくは皮膚のつりもあるし抜糸痕は肉を寄せてくれた医師の努力が見える。
動けなかった昨年は子供が洗い物してくれたり、母が食事を用意してくれたり勿論旦那サンのサポートと家族の協力が本当にありがたかった。
手術翌月からはかなり動ける様になり、パートに出たし屋台も出た。アクセサリー製作はあまり出来なかった分、今はあーでもないこーでもないと机に向かい作っては手を止めて、参考資料見始めて材料追加して発注して作り直しの日々。うまく出来ずに唸る。
この夏は秋の為にある夏と言っても過言じゃない。
トンネルはまだ抜けてる途中。完全に抜けた景色は雪景色じゃなくてすんばらしい景色を拡げて観るのだ。



 追記
 抜釘直前に旦那サンの熱中症と風邪を有難くも頂戴してしまい、高熱、喉の痛みで2日続けて抗原検査、PCR検査、インフルエンザの検査。喉は膿でしろーい状態。病院から帰ってきたら洗濯も洗い物もほぼ通常運転。
加えてこの暑さ。高齢の母にご飯を作らせる申し訳なさと有り難みを噛み締めてる。

1泊した4人部屋は個室状態。気兼ねなくイビキかけた🤣


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