台湾🇹🇼へ行ってきた話

　先日10月2日から5日まで3泊4日で台湾🇹🇼へ行ってきました。

なぜ台湾？

　旦那サンにとっては2度目の台湾。
私とっては初！ずっと訪れてみたい場所でした。

　10代の頃はとある漫画の影響からチベットが好きになった。
近所の麻雀屋には中国雑貨が置かれていて、異国文化にワクワクした。
喜多郎の「シルクロード」にハマりずっと聞いてた。
卒業して入った会社には台湾と中国に合弁会社があって、双方の会社から留学で来日されていたけれど、距離が埋まることも言葉を憶えることもなかった。
成人して親日の国をもっとしる様になったとはいえ、距離は近づいたようにみえても遠かった。
結婚して海外旅行なんて夢じゃん、それよりも目の前の生活第一！
親戚の家へ行く、が旅行の代わり。
家のローンも終わって、子供の受験も終わった。
やっと自分と向き合える、なんて頃から少しずつ我が家の情勢に変化が出てきた。
「余裕」という言葉が合うかどうかはわからない。あくせくしない。かもしれない。いやしてるか💦きっと他へ目をむけられる隙間が増えたんだろう。
TV番組で見る台湾。
職場の台湾からの留学生達は皆可愛くて親日を隠さないし、日本語も上手。台湾へ遊びに来て！案内するから！と笑顔で言ってくれる。私が退職する時には「お世話になったから」と言って台湾のお茶が飲めるお店を探してくれてもてなしてくれた。なんて可愛いンだ！
私の台湾スキーがそりゃ増えるでしょ？だった。

旦那サンの事情

旦那サンは勤めてる会社で何度か視察、勉強って意味で海外へ行っている。
最近行ったのが台湾で、台湾なら家族連れでも大丈夫！と思ったらしい。
じゃぁ連れて行って！と言った言葉が半年で叶うとは思いもよらなかった。

旦那サンが在籍してる会社では勤続〇年で休暇と旅行がもらえる。
この数十年なかったから消滅してると思ってたらいつの間にか復活してたらしい。
年の〇月までに休暇取得と旅行へ、と伝えられたのはコロナ禍。
しかも同僚がガンの治療で長期で休んでる。慢性的な人手不足。
旅行なんてとんでもない、そう伝えても会社は何もしてくれなかったので諦めた。
同じ思いをしてた同じ勤続年数勤めてた人達からも声が上がり、社長の耳に入った。
そしてどうぞ旅行へ行ってください、休暇を取って下さい、へ変わった。
寝耳に水とはこのこと。あの会社が？
振り返って、台湾チームでの視察があったお陰で変わったんだ、(チームで台湾へ)行って、(社長に)言って、良かったと旦那サンは呟いてた。
(視察先はドバイ、アゼルバイジャン、NY,LA,韓国等あったらしく、色んな部署が交ざって台湾チームができたらしい)

いつ行く？

旅行は’24年3月までに行かないと休暇が消滅してしまう。
今年の３月に行った時は暖かい国とは言え、防寒着は必需品。
お陰でキャリーはパンパンだった。
キャリーの中は薄い方がいいよね。
１月から３月は寒いし年度末は忙しい。
話が出たのが6、7月、パスポート取ったのが8月。
9月はまだ暑い、11月はお互い忙しい。12月は師走だからパス
って事で10月初旬でなんとか折り合いがついた。

丸投げ？

9月からはドコ行く？どう日程を組む？と投げても
「行きたいトコロへ行ってくれていいよ」だけ。
え？えええええええええええええええええ？
幾つかの観光地を聴いたら「視察で行った」
九扮も十扮も行ったと言われたら外すしかない。
台湾だって広いんだ、せっかくなら行ってナイ所へ行きましょうよ！
と探してみるも、、、、、、
普段電車もバスも乗らない旦那サン。
温泉あるんだって、行こうと言っても電車で〇分。と伝えると拒否感のあるえ？が返ってくる。そんなのばかり。
行きたい所というからこっちは探してるのに、遠くない？とか、どうやって行くの？ばかり。
とうとうイライラして丸投げかいっ！と爆発した(笑)

ツアーは組まねぇゼ

50代のおじさんとおばさんがツアーを組むことなく取り組んだ(笑)台湾旅行。勿論下調べはしたけれど、足らない事だらけ。
視察旅行のアシは全てタクシーだった旦那サンは、関空(関西国際空港)へ行くのですらタクシーに乗ろうと言う。
伊丹や関空へタクシーで安くで行けたのはもう昔だよ？
今じゃタクシー2人で片道1万円以上かかるんだよ？と言っても、仕方ないよね？な顔してる。
電車で行けば時間も変わらないし安く済むと言ってもキャリーを電車でゴロゴロいわすん？な返事が返ってくる。
もっと安く行けるよ！ってなんとか高速バスで納得してくれた。が、タクシーにこだわるのは日本でだけじゃなかった！
台湾は花園空港着で、そこから台北へ移動、それもタクシーでええんちゃうんって、どんだけタクシー使うつもり？（頭抱えた）
日本で調べて高速バスの往復を予約したけど、電車よりもタクシーよりも安いし早いんだよって説得した。へーって感心してた。
万事がこんな感じ。
ツアーってこんな小さなつまづきがないからラクなんだと理解できるが、選択肢がナイのは全くもってつまらない。
今回は台北市中ばかりだけどバスと電車での移動のお陰でかなり慣れてくれたし、率先してバスのルートを探してくれた。ありがとうGoogle maps！

結果、自分達で選択が出来、行きたい所へ行く楽しさが旦那サンの中ではかなり響いたらしい。新鮮だったって。
ちょうど釣り仲間でもある元上司から連絡がきて
「台湾なんです。50のおじさんおばさんが何も知らない台湾来て、ツアーも組まずに2人だけで電車やバス乗って色々行ってきました。」
と言った時の口調を思いだす。
元上司はずっと行ってみたいけど、70代でもう無理かもと諦めていたそう。翌日改めて連絡がきて、
「わしらも12月に台湾行ってくるわ！話聞いてたらやっぱり行きとなった」
って言ってくれた。
嬉しいよね。伝わったんだねぇと2人で話してた。

１回じゃ足らない

　形ばかりの旅行は親戚のいる氷見へ行って、石川行ったり氷見の中でまったりするのが通常モード。
下調べしてもほぼ却下で行くところは大体同じ。
そのせいかどうかわからないが旅先でのお互いの距離感がわからなかったのは大きい。
電車がイヤだったんじゃない、とか。
ココも行ってみたらよかった、とか。
決して尻込みばかりじゃない、と。
否定じゃなくて疑問だったのか。
帰ってからここへ行けばよかった、こんなところがあったんだって、な話ばかりしている。
次は会社に報告やら不要だから、格安航空券で行こうよ、と話してる。

　定年退職してもしも京都以外だったらどこ住みたい？と聴くと、富山かなと言ってた旦那サンが、もっと台湾へ行きたいねと言わせた功績は大きい。
円安の日本で海外へ行くのは正直ツライ。アメリカの物価見てゲってなったし、香港のGDPは日本を軽～く抜いてる。
海外情勢のニュース見てため息は出ちゃうけど、行きたい気持ちは変わらない。次は台中、台南へも行きたいなぁ
次は旦那サンに続いて私も手相を見てもらった話しをあげます。

そして宣伝。
10月28日新宿にて　「マジカル☆パワー祭」

本日27日15時まで予約可能です。
空き枠は
14時40分
15時00分
15時40分
です。おまちしております。