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【15日目】ビジネス書に突然怒りをぶつけてみる

自粛生活で読書をする機会が増え、本についてなんとなく思うところがあったのでちょっと書こうと思います。

怒り① ビジネス書、スカスカすぎるだろ

僕は小説が好きで普段はあまりビジネス書や自己啓発本の類は読まない。

それでもこの期間にはビジネス書を手に取る機会が増え、有名な方が書いたものから読んでいたのだが、そこでキレた。

一瞬で読み終わってもうたがな。読み易すぎるやろ、この本。

良いんです。読みやすいのは。読みにくいよりはよっぽど良い。

そしてこれは編集者の意図通りのはずです。なぜならビジネス書は忙しいビジネスマンに手にとってもらわないといけないから

でも、普段文庫で小説を読むことが多い僕にとっては、あまりにも行間が空きすぎているし、字が大きすぎるし、何よりも一冊に触れている時間が短すぎる!

僕の個人的な意見ですが、本の魅力は数時間かけて著者と会話するような、そんな時間を楽しむことにあると思います。その時間にお金をかけているつもりなので、30分やそこらで読み終えてしまう本はどうしても高いな、と感じてしまいます。

じゃあ買うなって話なんですけどね。

それでも、どうしても内容が気になるやつは買っちゃいます。

それで読み終わったときに、「もう終わりかよ。これならネット記事にでもしといてくれよ」っていう悲しい感想を持つのがちょっと寂しかったりします。

怒り② 翻訳って削れるところは削って良くね?

外国の名著みたいなのを読むこともある。

いわゆる古典とか、古典になりうるようなやつだ。

同じところを何度も読み直している自分に気づいてキレた。

英語を翻訳した感が強すぎて何言ってるか分からんのじゃー!

「あ、この表現、単語帳に書いてそうな言い回しだな。絶対原文はあのイディオムなんだろうな」とか思うときもありますが、それは可愛らしくて好きです。

でも、許せないのは

「しかし、それがときには常識であったり、必ずしもそれが間違っている、ということを言っているわけではないということを明らかにしておきたい」

みたいな、もはや日本語であることを捨ててしまったような言い回しです。5回読んでも意味が分からない。もっと色々削ってくれ。

元の英語が悪いのか、それとも翻訳者さんが原文の表現を尊重しているためにこうなったのかは分かりません。翻訳者さんが著者の表現を大切にされている気持ちは分かる気がします。だから翻訳書はこれでもいいかもしれません。

だから、新しいジャンルとして、編訳書というジャンルを作って欲しいです。

編訳:翻訳して編集すること

多分とっつきにくい翻訳書に、①でキレたビジネス書を手掛ける編集者さんが入ればベストセラー連発すると思います。

怒り③ 寝転んで本を読みたい

最後は読書の姿勢について。

寝る前に少し本を読んでから寝ようと、ベッドの中で読書することも多いが、まどろみながらキレた。

どうしてもベストポジションが見つからん!

どんだけゴロゴロしても、本を頭の上に掲げても、うつ伏せで肘をついても、どこか痛い。どこか違和感がある

誰か、寝転んで本を読むのにいちばんいい姿勢を教えてください。


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