タビオドールプロジェクト配布物をご購入いただいた皆様へ
この度はタビオドールプロジェクトのアイテムをお買い上げいただきありがとうございます。簡単な説明やカスタム例をご紹介いたします。
※ドールはアゾンインターナショナルのものを使用しております
最初に
こちらのセーターは、「ホールガーメント機」という特殊な編み機を使って編み上げたアイテムとなります。
そのため、布帛を貼り合わせたアイテムよりも非常に伸縮性が優れ、また生地が柔らかく自然です。
ただ、欠点としてニットのため凸などに引っかかってしまう事が多いです。
そのため、着用の際は慎重にお願いします。
また、糸がほつれても、切らずにできるだけ細いかぎ針や爪楊枝などで、ほつれた部分を中に入れるようにしてください。(ニットのため、ほつれを切ると、全体にほつれが広がる可能性があるため)
カスタマイズ方法:アイロンプリント編
アイロンプリントを活用して柄を作る方法の解説です。
柄を作る
柄を作る時注意しないといけないのは、柄の割れです。
ニット地にプリントを貼り付けるため、貼り付けた大きさより
横に伸ばすと柄が割れてしまいます。
そのため、「横に広い柄」はできるだけ避ける事がオススメです。
横に広い柄を作る場合は、台紙を大きめにしてから柄を貼り付けるのがオススメです。
また、全面に柄をつけると伸縮性が損なわれるので、ニットの風合いを活かしたい場合は避けるのがオススメです。
ドール服にアイロンをかける際は必ず厚紙などを切った台紙をセーターの中に入れてアイロンをおかけください。
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プリント紙の選び方
アイロンプリント紙は、「低温で圧着できるもの」がオススメです。
高い温度で圧着するタイプは、繊維がフェルト化してしまう場合があります。また、今回のセーターは化学繊維で出来ているため推奨は、アイロンプリントペーパー(化繊用)などです。
もちろん他のアイロンペーパーもご使用頂けます。
ELECOM アイロンプリントペーパー(化繊用)
染色について
水性アクリル絵の具での塗装は実験したところ可能でした。
しかし、染料によるドールや他の服への移染の可能性はございますので、
染色に関しましては自己責任でお願いいたします。
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最後に
このプロジェクトは、靴下の製造でどうしても出てしまう残糸を活用して、靴下の製造工場の収入源を増やすための試みへの第一歩として行なっております。
正式な事業として活動できるかは皆様の反響次第でもありますので、もしよろしければ、カスタマイズしたものを #タビオセーター使ってみたよ でTwitterにお写真をあげていただけますと幸いでございます。
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