青空に、朝の月。雪は降る
怪談が好きな私は、披露できるほどの話など
持ち合わせておらず...
世の中に怪談好きは意外と多い。
「意外と」という言い方はそれだけで
「少数派」を自認しているみたいです
キモチワルイ。そんなことはないのだが
これは以前に音声媒体の方で
語ったこともあるが怪談の素晴らしい
ところは、話の起承転結がしっかりして
いるところ。いわゆるオチ・サゲと言った
落語的要素が素人でもできているところだ。
怪談を語る人を素人というのは、
失礼に当たるだろうか?怪談士?怪談家?
噺家というにはいささか大袈裟だろうが。
もちろん噺家の中でも怪談の上手な方も
いるみたいです。元を辿れば落語の
1ジャンルでしょうから。ええ
素人丸出しで書かせてもらってますけどね
難しい話は専門家に任せりゃいいんです。
マウント取りたきゃココが良いですよ皆さん。
ポエムやエッセイも読みますが、
怪談は短いながらも物語がしっかりと
完結するのがイイ。完結してなくても
また乙なものですが。とにかく短時間で体験できるスペクタクルにワクワクするんです。
事象がどうとか、分析がどうとか
いらないんです。
「〜らしいよ」「って聞いたんだけど」で
十分エンターテイメントになるんだから
怪談は素晴らしいと思うのです。
ただし、怪談の中でも好きなものと、
そうでないものがある。完全に個人の
好き嫌いだが、「新作」や「創作」というのは
あまり好きではない。というか興が削がれる。
嘘でもイイから
「これは人から聞いた話なんだけど」
というスタンスは崩さないでほしい。
実体験を語るのも良い話だが、
どうも本人の「怖がらせてやろう」という
鼻息が荒すぎて困る。本当に怖い話っていうのは
「えっ?それで終わり?」
くらいのあっさりとしたものなのかも知れない。
奥が深いねぇ と簡単に口にしてしまう
素人なので叩きがいもあるでしょ?
怪談じゃなくても、ショートショートでも
良いんですがフワッと終わられると
そのままフワッと読まなくなるので
フワッとというのがどういうものかというと
掴みどころのないような、色で言うと
薄ピンク紫ベージュの透過率78%くらいの話
ということなんですが
つまりこの記事のようにうにうに。
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