■EDH Decks 土建組一家で遊ぼう!
今週いよいよ『団結のドミナリア』が発売になるが、『ニューカペナの街角』もまだまだスタンダード現役の身。統率者戦においてはスタンダードほどの影響はないにせよ、ドミナリアから土建組へ流れつくガテン系カードもいくつかあることだろう。今から楽しみである。さて、今回はドミナリア次元からの採用カード候補の話もしながら、先日、5000円で強化したEDHデッキ『土建組一家の猛威』のデッキリストを改めて作成したので紹介したい。
実を言うとこのリストは強化版である。5000円以上かつ10枚以上のカードを追加してある。だが、1枚10000円以上するようなカードは除外してある。これは目指すレベルを5~6程度にしてある関係上、設けた制限だ。最高でも1枚せいぜい2000円程度だろう。ヘンジーに頼り切りのコンセプトは変わっていないのでカードパワーは上がっても、デッキパワーが上がっているかというと微妙なところではある・・・。
《無限の日時計》
特筆すべきポイントはこのカードの採用だろうか。ゲームをややこしくするカードの代表格として有名だが、こいつを起動してやると奇襲コストで唱えたクリーチャーは墓地へは行かず、終了ステップが飛ばされるので、そのまま場に残ることになる。すぐ墓地へ行って欲しい場合もあるので、どんな場面でも使えるものではないが、デッキに柔軟性を与えてくれるので採用してみた。特に《フィルボルグのフルート吹き》とのコンボは強烈で、無尽で増えたコピートークンがそのまま場に残ったりする。
『団結のドミナリア』からの採用は?
土建組一家目線で新カードのリストを眺めると、このデッキに積極的に採用したいカードは残念ながら多くないので、2枚だけピックアップしたい。
《ケルドの血拳、ガルナ》
《連合の大将軍、ラーダ》
MTGのメインストーリーでも非常に縁の深い二人。以上の2枚はガテン系の即戦力として採用できる。特にガルナの能力は奇襲と相性抜群。ラーダはそれこそ日時計で生き残らせて、後続の支援に回すこともできる。ただ、ラーダは自身はそこまでサイズが大きくなく、攻撃するとすぐ死んでしまう可能性が高いので、採用するならガルナの方が実用的だろう。
次回は、現在リスト考案中の《ジャレッド・カルサリオン》デッキ(苦痛の虹)の紹介をしたいと思う。今のところシッセイやカーン、ジョイラといったドミナリアのストーリーには欠かせないキャラクター達に加えて、インベイジョン伝説のドラゴンサイクルなどを採用しつつも、しっかり勝利できるデッキに仕上げたいと想像力を働かせているところだ。5色デッキを作るのは初めてなので、果たしてどんなデッキリストになるのか・・・。
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