青い血

中学時代から大好きだった高校野球を観なくなったのは、エラーした選手が笑ったり、やたらとガッツポーズをする選手が出て来てからだ。
べつに批判する気はない。時代が変わっただけだ。

平成の中日を代表する吉見、浅尾の2投手は共に84年生まれだ。ふたりが引退した今だから聴けるエピソードトークはとても興味深い。

「浅尾さん、まだ青い血が流れてるんすねって言われることがあるんです」
野球に対しての情熱をドラゴンズブルーに例えて「僕らには先輩方から受け継がれてきた青い血が流れているらしいです」と。
「ただもう今は通用しません。準規(伊藤準規・91年生まれ)くらいまでですね」

「昔はよかった」「今の若い子は」
いつの時代もそういう言い回しはあったらしい。でも時代は変わってゆく。
20年後の日本はどうなっているかなぁ。楽しみ…ではないけどな。


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