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捉え方の違い

 ずいぶん以前に2人の人からこんな事を言われた。

「親の脛は噛りたくても噛じれなくなる時が来る。だから噛じれるうちに噛っておいたほうがいい。」
これを言った人は早くにご両親が離婚された後、義理のお父さんができたけど上手に頼れなかった方。


「若い時の苦労は買ってでもしろって言うけど、年取っても苦労するのだから、楽はできる時にしておいたほうがいい」
これを言った人は、父子家庭で育った方。

今まで聞いてきた事とは全く別の解釈だった。
けれど、「確かに!その通りだ。」
と、目から鱗が落ちる気持ちだった。

私も早くに両親が離婚して、数年間母子家庭で育った後義理の父親ができた。
だからどちらの方が言った内容にも凄く共感できた。

 頑張る事は素敵に見えがちだから、
見直すとか真逆に考えて見る事をあまりしない。

でも真逆に捉えたら、気持ちが楽になったり、
自分を許せたりする事ってある。

正面から素直に受け止める事も必要だけど、
一旦立ち止まって視点を変えて、
自分なりの解釈を見つけるのもいいかも。


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