14.放送大学 この時代に、やっぱり「大学」を選ぶってこと。|#1日1サイトレビュー
【概要】
放送大学の公式ランディングページ(以前のもの。2023.1.26時点とは異なります)
【ファーストインプレッション】
知的、クール、落ち着き
【メインビジュアル】
青い背景に本を読む4人の大人。
画面中央に立つ1人の女性(白いワンピース)。本を両手で開いて持ち、顔・視線はまっすぐ。
3人は、本を読む横顔が窓から見える姿。
メインビジュアル画像下部に、中央揃えで「放送大学」のロゴを配置
【フォント】
Noto Sans JP(ページ最下部リンクテキストのみ)
※サイト内の文章は、ほぼ画像。
【配色】
#0F448B #0075C2 #E5FBFF #000000 #707070 #FFFFFF
「#0075C2」は大学ロゴカラーの青。青系の色でまとめている。
【構成】
ファーストビュー:画面中央にキャッチコピー(この時代に、やっぱり「大学」を選ぶってこと。)
↓↓ファーストビューの3秒後↓↓
メインビジュアル:青い背景、本を持つ4人の人物。左上に大学ロゴ+キャッチコピー、右上に「出願手続」「資料請求」表示、右下に小さく動画用サムネ画像?
メッセージ:縦書き文章の画像
PR動画リンク:「3人のストーリー」と題したPR3つ
「放送大学という選択」リンクボタン(公式サイトにジャンプ)
Twitter投稿の募集:「学びの声」
メッセージ(おわりに):挿絵画像(本を持つ手、本を読む人)、メッセージ(画像)
フッター
・フッター画像:画面全幅。(体を左に向け、顔と視線をこちらに向ける白いワンピースの女性。胸像。)
・フッターリンク:インターネット出願、資料請求
・公式HPリンク(放送大学TOP、放送大学とは)、放送大学ロゴ画像(リンク)
【レスポンシブ】
SPではコンテンツ:縦積み
【あくまでも私見】
▶青系統の配色で知的な雰囲気、大学らしさを出している。
:ロゴに使用している色を中心に配色。青系統3色、白、黒、グレー。
▶物語のような構成が、親しみやすさ、大学の難しいイメージを和らげている。
:表紙の画像、ストーリー、挿絵、おわりに。本を読んでいるかのよう。
:サイト内メッセージに含まれる「物語」というワードとマッチした構成。
▶「3人のストーリー」がテキストではなく動画なので親しみやすい、入りやすい。
:「三人のストーリー」リンク先を、テキスト文章のページにするのではなく、動画にしている。音声と映像による情報は、文字を自分で読むよりも親しみやすい。軽い感覚で見れる。
▶使用されている画像が「学ぶ」「物語」というワードと関連がある。
①学ぶのは「人」。だから画像内に人物を。イラストではなく実写にすることで、より学ぶ事への現実感を表現。
②「物語」というワードから、画像は撮影セットのような非リアルな雰囲気で。
▶最初のメインビジュアルと最後のフッター画像の人物の視線と視線が合うので、印象に残りやすい。意識しやすい。
:人物画像(白いワンピースの女性)の目線は正面。その視線の先にいる「サイト訪問者」自身に訴えかける。何を?それまで見たキャッチコピーやテキスト、様々なサイト内情報を、訪問者は心の中で反芻することだろう。画像の人物とパチッと目が合うと、印象にのこりやすくなるだろう。
(※人間は無意識に他者から情報を得ようと、目に注目する性質がある。人物画像の目線によって、訪問者にメッセージを伝えることが出来る。正面の視線以外にも、右向き左向きにも意味がある。今回のレビューでは割愛)
【ひとつだけ自分のデザインに取り入れるとしたら】
▶目線・視線の方向による「メッセージ」の違いを考えた画像選び&画像作り
:今後あらためて視線による心理効果を学び、効果的な画像作り、画像選びが出来るようになりたい。
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