読書ノート イブン・アラビー著『叡智の台座』第 12 章「シュアイブの言における心の叡智の台座」相樂 悠太訳
「井筒俊彦ざんまい」にも言及されているように、イブン・アラビーの主著である「叡智の台座」はいまだ日本語訳がない。読みたいなあとネット検索をしていたら、慶應義塾大学, 言語文化研究所, 特別研究員(PD)の相樂 悠太さんという方が、部分ではあるが翻訳し、公開しているではないか。早速読ませていただき、メモっています。その後にもイブン・アラビーの研究を継続しているらしく、陰ながら応援しております。いつか岩波文庫になればいいな。
ここでは論文の前段と、主部である翻訳「第12章・シュ