そのうえダイオウイカ

「徹子とさかなクンがダイオウイカを試食」という一文の威力。これがゴールデンウィークか。これがこどもの日か。激しいな、こどもの日。朝は地震で叩き起こされるし。

ゲストがさかなクンってことで楽しみにはしてたが、まさかダイオウイカ持参でくるとは。でかいからもちろんまるごとってわけにはいかない。登場したのはダイオウイカの口とゲソの一部。普通のイカのそれをまんま拡大したようなもんだけど、さすがにアップで映すとなかなかグロい。くちばし付き女性器の感すらある口を触る徹子。ゲソを嗅いで「アンモニアですね」って言う徹子。

空を泳ぐ鯉のぼりとは程遠い光景だ。そしてそんなことはお構いなくダイオウイカの吸盤のバターソテーと甘酢あんかけの試食がはじまる。これが思いのほかうまいらしく、さかなクンも「ぎょぎょうま!」「すぎょいおいしい」あたりをのフレーズ決めてく。徹子は徹子で徹子のペースで楽しそうに食う。ダイオウイカの吸盤を、さらにはリュウグウノツカイのソテーまで。食う。なんだろうかこれは。

試食のくだりが終わり、今度は幼き日のさかなクンが初恋の相手(ウマヅラハギ)の実物を街中探し回った思い出を話はじめた。もう終盤だ。しかし今回のダイオウイカの試食って、ダイオウイカを目玉にしてる水曜バイキングと、地引網で捕った魚を料理する月曜のサンドウィッチマンのコーナーの合わせ技みたいだったな。もうバイキングを駆逐しようとしてんのかってくらいだけど、たぶん無邪気な事故なんだろう。余計怖い。

ちなみに割烹料理屋の生け簀で奇跡的にウマヅラハギを発見したさかなクン少年、興奮して店に入って「ウマヅラハギください!」って言ったら活造りにされたそうだ。すごい弾力だったらしい。もちろん肝つき。うまそうだ。さかなクンは食う話もするとこがたまらない。こんなん敵うわけねえよ。

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