パンすら際立つ

矢野顕子の歌をバックに、直前の「恵美子のおしゃべりクッキング」のちょっとした感想なんか言い合う橋本大二郎キャスターと大下アナ。ワイドスクランブル2部に戻るとなんだかホッとする。和やかだ。っていうか、なんならちょっと元気というか、精気が感じられない気すらする。老成してる。縁側のようだ。

いいとも終了の次の日から、ワイドスクランブル1部→徹子の部屋→恵美子のおしゃべりクッキング→ワイドショー2部っていうサンドイッチ構造に編成が変わったわけで、ついでに言うと深夜のお願いランキングも同じく2部構成で他番組を挟むようになったんだが、昼のサンドイッチの具、なんかすげえなと。

徹子からの上沼恵美子だけでも胸焼けもんなわけだが、これがまた12時移動後の徹子の部屋のゲストが気合入ってるもんだから大変だ。例えば浅丘ルリ子、高橋英樹、徹子からの上沼恵美子とか、大橋巨泉夫妻のがん闘病話with徹子からの上沼恵美子、今週なんか「中尾ミエ、徹子」、「野際陽子、徹子」、「津川雅彦、徹子」からの上沼恵美子による「2人前300円レシピ」の紹介、これらを経てのワイドスクランブル2部だ。

いや〜、ホッとする。ホッとするけど、大丈夫か、このお二人。なんか元気ないぞ。いや、違う。1部の最後に徹子の部屋にバトン渡す時と何も変わりないはずだ。ただ挟んだ具の濃さというか生命力というか、「死なねえ…」っぷりがすごいせいで、下のパンに到達した時にはもう感覚が麻痺してる。”相対的に”ちょっと死にそうな人に見える。

決してやつれてるとかじゃない。猫(なんだかんだで20年くらいいるんじゃないかみたいなやつ)とかお茶とかがセットでついてくる感じのやつだ。明日の朝起きてくるかどうかみたいな。だからホッとする。そして少し心配。でもこの二人でよかった。パンはこうじゃないと。これで2部がみのもんただったりしたらもうたぶんもどす。昼からリバースだ。ところで来週月曜の徹子の部屋ゲスト、ずばりワイドスクランブルの橋本大二郎キャスターだ。なんか心配。食われんじゃないか。あと、能年玲奈はいつゲストに来るんだろう。

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