食肉男子の思うつぼ男子

「包茎の新しい言い方!」と思いきや、全然違った「ロールキャベツ男子」。なんでも、外見は草食っぽいのに実は肉食系ってことなんだと。うまいこと言ったもんだな、なんか知んないけど。まあ、そうだよなあ。キャベツとひき肉で「包茎」ってこともないよなあ。すぐこういう話題を連想するのは悪い癖だ。

「今度こそ包茎の新しい言い方!」と思いきや、また違った「ソーセージパン男子」。なんてこった。ざっくり言うとぽっちゃり、っていうかガッチリめで優しそうな肉食系らしい。いやいやいやいや、なんだそれは。「ソーセージパン」ってあれだろ?ソーセージをパン生地で包んで焼いたやつだろ?「ソーセージ」を「包んだ」とくれば、それはもうそうだろうに。今回おれ悪くないだろ。

この肉食系男子食べ物大喜利も、なにがなんだかよくわかんなくなってきたな。最初からわかんないけどさ。肉食の比喩に肉を使ってる事自体、思えばめちゃくちゃな話だ。人間を肉食獣に例えたものをさらに食肉に例えてる。「鳩が豆鉄砲食ったような顔」した人を「豆」って呼ぶみたいな。それにしても流行るんだろうか、ソーセージパン男子。先々週くらいにはじめて聞いたっきり耳にしてないけど、どうなんだろう。いまや「リケジョ」は流行らなかった言い訳が立つけど、どうすんだ、ソーセージパン男子は。

「ついに包茎の新しい言い方!」ってもう断定するぞ、「アメリカンドッグ男子」が出てきたあかつきには。この調子だといつかあるかもしれない。そのときはもう、意味なんか調べない。問答無用で包茎ってことにする。大体、意味なんか最初からどうでもいいんだ。肉食系男子のバリエーションなんか知るか。なのにこうして話題にしてるってことは、やっぱネーミングにまんまと釣られてるってことだ。そこがまたなんともくやしい。

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