ソファーを買った

ソファーを買った。
長らく座椅子の硬さと腰の痛みに悩まされていた夫婦にとって、念願の買い物だ。
気持ちとしては、「ソファー、買ったったぞ……!!!!」というくらい鼻息が荒い。

買い渋っていた理由としては、仕事上いつ転居になるかわからないのと、物理的にも金銭的にも大きい買い物になるからだ。
日頃展示されているソファーを横目に見ながら「たけーー」「まぁ2,3万、あわよくば1万円台でコスパいいのがあったらいいよねー」なんて言っていた。

昨日は違った。
理想とするソファーがそこにあった。
座った瞬間、旦那と顔を見合わせたら、目をまん丸くして同じ顔をしていた。
「良いものは良い」、当たり前の結論だが、五感を納得させられてからだと重みが違う。
値段を見ると、10万円。

そこで2人のなにかが吹っ切れた。
「なにが1万円台であったらいいね、だ。良いものが欲しければ、金を出せ。そのために貯金があるんじゃい。」

その勢いのまま、次に見つけたソファーの配送手続きを済ませた。
我が家に届くのが楽しみだ。

ちなみに買い物に行った目的は、掃除機だ。
我が家の散財は続く。