テスト投稿

どーも、愛好家です。
今回はテスト投稿です。
6年以上前に書いていたものを投稿してみます
作者名が書いてありますけど、過去にとあるサイトで自分が使っていたユーザー名なので悪しからず()


LAST JOKERー冴えないヒーローの奪い方ー

作者:夜霧 裕

作品の大まかな紹介

主人公である夜空裕也は女性にモテない冴えない男子で、告白してもうまくいかない(失恋経験五回)。
主人公の夜空裕也は恋愛に関しては失恋経験五回で恋人は一生出来ないと思っていた。
ある日、一枚のカードに出会った。
そのカードこそLAST JOKERであり、その日を境に主人公の日常が非日常に変わり始める。
カードを拾った日から主人公の前に三人の女性がLAST JOKERで主人公を賭けて戦い、主人公を奪い合うという非日常が始まる。
果たして、主人公は誰を選ぶのか?
もしくはハーレム展開か?

第1話ー冴えない主人公の日常が非日常に変わる日ー

~ここは主人公が住むマンションの主人公の部屋~

「俺は夜空 裕也よぞら ゆうや
社会人生活2年目でやることはやってるつもりだけど、日常に物足りなさを感じている。」

「俺に足りないものか。」

「もう23時か。明日も仕事あるし、寝るか。」

~裕也は明日の仕事の為に、疲れた体を布団に埋め就寝した。~

~次の日の朝、裕也は枕元に何かあることに気づいた~

「ん? なんだこれ? カード?」

「裏面にLAST JOKERと書いてある。」

「まぁいいや。(カードを服のポケットにしまった)」

「さて仕事行くか。」

~裕也は仕事に向かった~

~裕也は仕事を終えて、帰宅しようとした時、目の前に三人の女性が現れた~

~カードを拾った日から日常が非日常に変わり始めていた~

~果たしてこの女性たちは誰なのか? その目的とは?~

第2話ー冴えない主人公の逃亡ー

~裕也の前にいきなり現れた三人の女性~

「俺に用がある女性が三人か。」

「面倒なことに巻き込まれるのは好きじゃねぇんだ。(手に握っている何かを押した)」

~カチッというボタンを押したような音がした後、裕也は姿を消した~

~裕也は部屋にいた~

「ふぅ。」

「俺が開発した瞬間移動スイッチが役立つ日がくるとは思わなかった。」

「あの三人の女性は同じマンションの住民か。」

「話聞けば、良かったな。」

「23時か。 そろそろ寝るか。」

~裕也は明日の仕事の為に、疲れた体を布団に埋め就寝した。~

~次の日の朝、7時くらいに裕也は起きた~

「今日は土曜日だから、仕事休みだし、あの三人に聞き込みでもするか。」

「三人の内、一人は幼馴染で、残り二人は高校時代のクラスメート。」

「やっぱり、あのカードか。(ポケットからカードを出す)」

「このカードは何なんだ?」

~裕也はスマホでカード(LAST JOKER)について調べた~

「LAST JOKERか。 最後の切り札ってことか。」

「このカードから武器を召喚して、戦うってことか。」

「大体分かった。」

「ん? 俺の持っているカードが最強!?」

「まさか、あの三人も俺と同じようにカード所持者なのか?」

「つまり、俺の持っているカードが狙いってことか。」

~裕也は三人に聞き込みするために自分の部屋を後にした~

第3話ー主人公の聞き込みその1ー

~裕也は三人の女性の内、1人の女性に聞き込みをすることにした〜

「俺が住んでるマンションは五階建てで各階に10個の部屋があり、俺の部屋は3階の真ん中の部屋の305号室だ」

「さて、幼馴染みがいる部屋に聞き込みに行くか」

「えーと、アイツの部屋は俺の部屋の右隣の307号室か」

~裕也は幼馴染みがいる部屋に向かった〜

ピンポーン(インターホンを押す音)

「俺だ。 夜空裕也だ。」

「何か用かしら?」

「昨日の件で聞きたいことがあるんだ。」

「立ち話する訳にもいかないから私の部屋に入って話そうよ」

~裕也は幼馴染みの部屋に入った〜

遥香はるか、すんなり人を入れすぎだろ…」

「俺なら良いけど、男をすんなり部屋に入れるのはちょっとまずいぜ」

「私は祐也を信頼してるから。 祐也以外の男はそう簡単には部屋に入れないよ。」

「そうか…なら一安心だ。」

「俺と話している人物は坂木 遥香さかき はるかで幼馴染みだ。」

「昨日、俺が帰宅する時間に待ち伏せしていた理由を教えて欲しい」

「それが裕也の聞きたいことね。」

「LASTJOKERで祐也と勝負がしたかったという理由で待っていたの。」

「つまり、遥香もカードを持っているということか?」

「そうよ。 でも、裕也が持っているカードを狙っているという訳ではないわ。」

「え?じゃあ、遥香の目的は…何なんだ?」

「言わなくても分かるでしょ?(※頬を赤らめながら)」

「いやぁ…分かんねぇな。」

「分からないならいいわよ…。」

「私に聞きたいことってそれだけ?」

「あぁ。俺が聞きたいことはそれだけだ。」

「じゃあ、帰って…。」

「分かった。」

~夜空は幼馴染みがいる部屋を後にした~

第4話ー主人公の聞き込みその2ー

~裕也は三人の女性の内、1人の女性に聞き込みをすることにした〜

「さて、高校時代の同級生がいる部屋に聞き込みに行くか」

「えーと、アイツの部屋は俺の部屋の左隣の303号室か」

~夜空は高校時代の同級生がいる部屋に向かった〜

ピンポーン(インターホンを押す音)

「俺だ。 夜空裕也だ。」

「何か用かい?」

「昨日の件で聞きたいことがあるんだ。」

「立ち話する訳にもいかないからあたしの部屋に入って話そうよ」

~夜空は高校時代の同級生の部屋に入った〜

理沙りさ、すんなり人を入れすぎだろ…」

「俺なら良いけど、男をすんなり部屋に入れるのはちょっとまずいぜ」

「あたしは祐也を信頼してるからねぇ。 祐也以外の男はそう簡単には部屋に入れないから。」

「そうか…なら一安心だ。」

「俺と話している人物は相楽 理沙さがら りさで高校時代の同級生の1人だ」

「昨日、俺が帰宅する時間に待ち伏せしていた理由を教えて欲しい」

「それが裕也の聞きたいことかい?」

「あぁ、そうだ。」

「LASTJOKERで祐也と勝負がしたかったという理由で待っていたんだ。」

「つまり、理沙もカードを持っているということか?」

「そういうことだよ。でも、裕也が持っているカードを狙っているという訳ではないから。」

「え?じゃあ、理沙の目的は…何なんだ?」

「裕也なら言わなくても分かるとあたしは信じてるから。(※頬を赤らめながら)」

「いやぁ…分かんねぇな。」

「分からないならいいわ…。」

「あたしに聞きたいことってそれだけかい?」

「あぁ。俺が聞きたいことはそれだけだ。」

「じゃあ、またね…。」

「あぁ、またな…。」

~裕也は高校時代の同級生がいる部屋を後にして、もう1人の高校時代の同級生の女性に聞き込みをすることにした〜

「さて、高校時代の同級生がいる部屋に聞き込みに行くか」

「えーと、アイツの部屋は俺の部屋の右隣の幼馴染みがいる部屋の307号室の隣の308号室か」

~裕也は高校時代の同級生がいる部屋に向かった〜

ピンポーン(インターホンを押す音)

「俺だ。 夜空裕也だ。」

「何か用?」

「昨日の件で聞きたいことがあるんだ。」

「立ち話する訳にもいかないからあたいの部屋に入って話そう」

~夜空は高校時代の同級生の部屋に入った〜

陽子ようこ、すんなり人を入れすぎだろ…」

「俺なら良いけど、男をすんなり部屋に入れるのはちょっとまずいぜ」

「あたいが祐也を信頼してるからさ。あんた以外の男はそう簡単には部屋に入れないよ。」

「そうか…なら一安心だ。」

「俺と話している人物は橋村 陽子はしむら ようこで高校時代の同級生の1人だ」

「昨日、俺が帰宅する時間に待ち伏せしていた理由を教えて欲しい」

「それが裕也の聞きたいことなのかい?」

「あぁ、そうだ。」

「LASTJOKERで祐也と勝負がしたかったという理由で待っていたんだよ。」

「つまり、陽子もカードを持っているということか?」

「そうだよ。でも、裕也が持っているカードを狙っているという訳じゃないから。」

「え?じゃあ、陽子の目的は…何なんだ?」

「裕也なら言わなくても分かるとあたいは信じてるよ。(※頬を赤らめながら)」

「いやぁ…分かんねぇな。」

「分からないならいいけれど…。」

「あたいに聞きたいことってそれだけ?」

「あぁ。俺が聞きたいことはそれだけだ。」

「じゃあ、またね…。」

「あぁ、またな…。」

~裕也は高校時代の同級生がいる部屋を後にした~

第5話ー主人公のラッキースケベー

~裕也は仕事から帰ってきて自分の部屋に向かった〜

「あれ?鍵が開いてるな…。」

「仕事行く前に鍵は閉めたはずなんだが…」

「今は…20時か…風呂に入るか」

〜裕也が風呂に入ろうとして風呂の戸を開けた時、キャッという声が聞こえた〜

「事情は後で説明するからとりあえず一旦、外へ行ってくれないかしら?」

「遥香!?…なんでお前が俺の部屋の風呂に入ってるんだ?…分かった。」

~2人はお互いに全裸を見てしまった〜

〜裕也は少し考え事をしていた〜

「…(これがラッキースケベって奴か。まぁ、悪くない。)」

「…(それにしても、遥香は結構美人になった気がする。)」

「…(俺が見たかぎり、遥香の胸は…おそらくGカップだな。)」

〜考え事をしていた裕也に遥香は声をかけた〜

「裕也、お風呂に一緒に入らない?」

「いや、ちょっと待てぃ! 俺は男で遥香は女、付き合ってない同年代(20歳)の男女が一緒に風呂に入るのは色々とまずいだろ…」

「え?じゃあ今日のことを周りに言いふらすけどいいの?」

「それは勘弁してくれ…」

「じゃあ、入るのね…」

「一緒に入らないと言いふらされるし、俺の好感度マイナスになるからな…」

「私とお風呂に一緒に入るならチャラにしてあげるわよ」

「分かったよ。…(遥香には敵わないな)」

〜裕也と遥香は一緒にお風呂に入った(湯船に浸かった)〜

「鍵は閉めたはずだが、遥香、俺の部屋にどーやって入った?」

「それはピッキングで鍵を開けて入ったのよ。」

「分かったけど、自分の部屋の風呂はどうした?」

「私の部屋のお風呂、壊れてるの。」

「そうか…風呂修理業者には連絡したのか?」

「一応したけど、明日じゃないと来れないらしいから私は仕方なく、裕也の部屋のお風呂を借りたの。」

「そうか…」

「私は先に体を洗ったからもう少し湯船に浸かってるわ」

「体洗わねぇと…」

「体洗うなら私が背中流すわ」

「頼む。…(体を洗い終えた後、…遥香に背中を流してもらった時に、背中に何か柔らかい物が当たってたことに気づいた)。」

〜裕也と遥香は1時間程一緒に湯船に浸かり、風呂を出た〜

「遥香、着替え持ってきてたのか。 やけに準備がいいな。」

「私はお風呂借りに来たから着替えは持ってくるのは当然よ」

「遥香、もう自分の部屋に帰るのか?」

「えぇ。そうよ。」

〜遥香は自分の部屋に帰った〜

「…(風呂から俺の方が先に出て、遥香のブラジャーのサイズを見てしまって、遥香の胸がHカップだと分かってしまった。)

第6話ー主人公のラッキースケベ2ー

~裕也は仕事から帰ってきて自分の部屋に向かった〜

「あれ?また鍵が開いてるな…。」

「仕事行く前に鍵は閉めたはずなんだが…」

「今は…20時か…風呂に入るか」

〜裕也が風呂に入ろうとして風呂の戸を開けた時、キャッという声が聞こえた〜

「事情は後で説明するからとりあえず一旦、外へ行ってくれないかい?」

「理沙!?…なんでお前が俺の部屋の風呂に入ってるんだ?…分かった。」

~2人はお互いに全裸を見てしまった〜

〜裕也は少し考え事をしていた〜

「…(これがラッキースケベって奴か。まぁ、悪くない。)」

「…(それにしても、理沙は結構美人になった気がする。)」

「…(俺が見たかぎり、理沙の胸は、おそらくHカップだな。)」

〜考え事をしていた裕也に理沙は声をかけた〜

「裕也、お風呂に一緒に入らないかい?」

「いや、ちょっと待てぃ! 俺は男で理沙は女、付き合ってない同年代(20歳)の男女が一緒に風呂に入るのは色々とまずいだろ…」

「え?じゃあ今日のことを周りに言いふらすけどいいんだね?」

「それは勘弁してくれ…」

「じゃあ、入るんだね…」

「一緒に入らないと言いふらされるし、俺の好感度マイナスになるからな…」

「あたしとお風呂に一緒に入るならチャラにしてあげるけど」

「分かったよ。…(理沙には敵わないな)」

〜裕也と理沙は一緒にお風呂に入った(湯船に浸かった)〜

「鍵は閉めたはずだが、理沙、俺の部屋にどーやって入った?」

「それはピッキングで鍵を開けて入ったのさ。」

「分かったけど、自分の部屋の風呂はどうした?」

「あたしの部屋のお風呂、壊れてるんだ。」

「そうか…風呂修理業者には連絡したのか?」

「一応したけど、明日じゃないと来れないらしいからあたしは仕方なく、裕也の部屋のお風呂を借りたんだ。」

「そうか…」

「あたしは先に体を洗ったからもう少し湯船に浸かってるよ」

「体洗わねぇと…」

「体洗うならあたしが背中流すけど…」

「頼む。…(体を洗い終えた後、…理沙に背中を流してもらった時に、背中に何か柔らかい物が当たってたことに気づいた)。」

〜裕也と理沙は1時間程一緒に湯船に浸かり、風呂を出た〜

「理沙、着替え持ってきてたのか。 やけに準備がいいな。」

「あたしはお風呂借りに来たから着替えは持ってくるのは当然だよ」

「理沙、もう自分の部屋に帰るのか?」

「うん。」

〜理沙は自分の部屋に帰った〜

「…(風呂から俺の方が先に出て、理沙のブラジャーのサイズを見てしまって、理沙の胸がIカップだと分かってしまった。)

~次の日、夜空は仕事から帰ってきたので自分の部屋に向かった〜

「あれ?また鍵が開いてるな…。 これで三回目()」

「仕事行く前に鍵は閉めたはずなんだが…」

「今は…20時か…風呂に入るか」

〜裕也が風呂に入ろうとして風呂の戸を開けた時、キャッという声が聞こえた〜

「事情は後で説明するからとりあえず一旦、外へ行ってくれない?」

「陽子!?…なんでお前が俺の部屋の風呂に入ってるんだ?…分かった。」

~2人はお互いに全裸を見てしまった〜

〜裕也は少し考え事をしていた〜

「…(これがラッキースケベって奴か。まぁ、悪くない。)」

「…(それにしても、陽子は結構美人になった気がする。)」

「…(俺が見たかぎり、陽子の胸は…おそらくIカップだな。)」

〜考え事をしていた裕也に陽子は声をかけた〜

「裕也、お風呂に一緒に入ってくれないの?」

「いや、ちょっと待てぃ! 俺は男で陽子は女、付き合ってない同年代(20歳)の男女が一緒に風呂に入るのは色々とまずいだろ…」

「え?じゃあ今日のことを周りに言いふらすけどいいのね?」

「それは勘弁してくれ…」

「じゃあ、入るってこと?…」

「一緒に入らないと言いふらされるし、俺の好感度マイナスになるからな…」

「あたいとお風呂に一緒に入るならチャラにしてあげるからさ…」

「分かったよ。…(陽子には敵わないな)」

〜夜空と陽子は一緒にお風呂に入った(湯船に浸かった)〜

「鍵は閉めたはずだが、陽子、俺の部屋にどーやって入った?」

「それはピッキングで鍵を開けて入った。」

「分かったけど、自分の部屋の風呂はどうした?」

「あたいの部屋のお風呂、壊れちまってるからねぇ…。」

「そうか…風呂修理業者には連絡したのか?」

「一応したけど、明日じゃないと来れないらしいからあたいは仕方なく、裕也の部屋のお風呂を借りたということさ。」

「そうか…」

「あたいは先に体を洗ったからもう少し湯船に浸かってるから。」

「体洗わねぇと…」

「体洗うならあたいが背中流そうか?」

「頼む。…(体を洗い終えた後、…陽子に背中を流してもらった時に、背中に何か柔らかい物が当たってたことに気づいた)。」

〜夜空と陽子は1時間程一緒に湯船に浸かり、風呂を出た〜

「陽子、着替え持ってきてたのか。 やけに準備がいいな。」

「あたいはお風呂借りに来たから着替えは持ってくるのは当然だけどな」

「陽子、もう自分の部屋に帰るのか?」

「そうよ。」

〜陽子は自分の部屋に帰った〜

「…(風呂から俺の方が先に出て、陽子のブラジャーのサイズを見てしまって、陽子の胸がJカップだと分かってしまった。)

第7話ー主人公の姉の登場ー

~裕也は3日連続で同じマンションに住む女性の裸を見てしまって悩んでいた〜

「あー今日が土曜日で助かった。」

「流石にまだ金曜日だったら俺は仕事に支障来たすレベルだったからな」

「一番頼りたくなかったけど…マンションの管理人である姉さんに頼るか…」

「えーと…姉さんの部屋は505号室か。」

「さて、行くか。」

~裕也は姉がいる部屋に向かった〜

ピンポーン(インターホンを押す音)

「俺だ。 裕也だ。」

「裕也が訪ねてくるなんて珍しいじゃない?」

「何か、悩み事でもあるの? 姉さんに言ってごらんなさい」

「でも立ち話する訳にもいかないから私の部屋に入って話しましょう」

~裕也は姉の部屋に入った〜

「姉さん、俺に悩み事があるって何故分かった?」

「私は裕也のことならなんでもお見通しよ」

「姉さん、笑顔で怖いこと言わないでくれよ。」

「いいでしょ。 姉弟なんだから…」

「俺はまぁ気にしてないけど。」

「俺と話している人物は夜空 裕子よぞら ゆうこで俺の5歳上の姉だ」

「俺の悩み事なんだけど…」

「言わなくても分かるわ。」

「私の推測だけど、同じマンションに住む3人の女性の裸を見てしまって、悩んでるって所かしら?」

「あぁ…合ってるよ。姉さん、 エスパーかよ!?」

「私はエスパーじゃないわよ。 粗方の予想はついていたのよ」

「俺は姉さんが社長をしている会社に勤めているが、あの3人とは同僚だから、気まずくなりそうで…」

「俺はどうしたらいい?」

「真剣に悩むことはないわ。」

「私からのアドバイスとしてはその事実を忘れることよ。 簡単なことでしょ?」

「分かったよ、姉さん。 俺はその事実を忘れるよ。」

「これで俺の悩みは解決した。」

「私から次いでにもう一つ言うけれど、前にあの3人が待ち伏せしていた原因を作ったのは私ということ」

「俺は出来ればその事実は知りたくなかった。」

「なぁ、姉さんは俺の味方なのか?」

「私はいつでも、裕也の味方だけどね」

「用が済んだから、俺は帰る」

「私は裕也にまだ用あるから、もうちょっといてもらうけれど」

~裕也は姉がいる部屋を後にしようとしたが止められてしまった~

第8話ー姉の誘いー

~裕也は自分の部屋に帰ろうとして姉に止められてしまった〜

「姉さん、俺に用事って?」

「裕也は確か、LASTJOKERのカード持ってたわよね?」

「あぁ、持ってるけど。」

「裕也はLASTJOKERでバトルしたことはあるかしら?」

「いや、俺はまだLASTJOKERでバトルしたことがない」

「そうねぇ…じゃあ私がLASTJOKERについて解説してあげるわ」

「ありがとう、姉さん。」

「LASTJOKERは1人につき1枚しか持てないカードだから、私も1枚しか持ってないわよ。」

「LASTJOKERでバトルする時、自分が持っているカードはVRの世界、つまり仮想現実の世界に行くためのアイテムになるわ。 」

「武器の数は1〜∞で私が持っているカードは10個の武器を召喚するカードよ」

「LASTJOKERの勝利条件は相手の武器破壊か相手を倒すこと」

「私が知る限り、仮想現実の世界でのダメージは現実世界に影響しないから安心しなさい」

「姉さん、分かりやすい解説ありがとう。 これで俺もLASTJOKERを楽しめそうだ。」

「どういたしまして。 ところで裕也、私が練習相手になろうか?」

「それはできればお願いしたいけど、俺は初心者だから御手柔らかに頼む」

「分かったわ。 カードを取ってくるからちょっと待っててね…」

「分かった。 (俺は少し戦略考えるか )」

「はぁ…姉さんは俺に容赦なく本気出してきて勝負ごとで勝ったこと一度もないから不安だ」

〜10分後〜

「取ってきたわよ」

「姉さん、戻ってくるの早いなぁ。 俺、負けそう。」

「裕也は勝負する前から消極的過ぎるから私を見習いなさい。」

「はいはい…。 いやぁ一度も姉さんに勝ったことないから俺、不安になってきただけだから。」

「バトルする時、俺はどうすれば?」

「私としたことが…大事なこと言い忘れてたわ。」

「LASTJOKERでバトルする時はカードを持って、LASTJOKERバトルスタートというかけ声が必要ということを私は言い忘れていたの。」

「え?姉さん、それ一番大事なことだよ。 まぁ教えてくれたから俺は気にしないけど。」

「私のLASTJOKERの戦歴は500勝0敗よ。」

「え?姉さん、強すぎる。 ますます不安になってきたぞ。 俺、勝てるかな?」

「大丈夫よ。 私、手加減するから。」

「いやぁ…姉さんの手加減は手加減じゃなくて本気出すということの間違い並みにやばいから…俺は不安なんだ。」

「裕也、安心しなさい。 昔の私とは違うのよ。」

「分かった。 俺は絶対勝つからな。」

「私は負けるつもりないわよ。」

「姉さん、俺はバトル始めたいんだけど。」

「分かったわ。 じゃあ私と一緒にかけ声言ってね。」

ーLASTJOKERバトルスタート!!ー

第9話ー姉とのバトルー

ーLAST JOKER バトルスタート!!ー

「ここがVR空間か・・・俺がイメージしていたものと少し違うような気がする」

辺りは砂漠で、俺と姉さんが今いる場所はまるで
闘技場コロシアムのようだった。

観客がいない闘技場は少し殺風景だ

「姉さん、なんで鎧装備してるんだ? 俺にはないのか?」

「裕也、私だけじゃなく、あなたも鎧を装備してるわよ」

「よく見たら、俺も鎧装備してる()」

───────────────────

「────さぁ、始めるわよ。 私に勝つつもりで来なさい」

「いきなりか・・・。 さて俺は武器を選ぶか。」

全ての武器オールウェポン・オブ・選択セレクト!」

「私はこれよ。」

十色のテンカラー・稲妻ライトニングソードズ!」

俺と姉さんはLASTJOKERのカードから武器を召喚し、いよいよ闘いが始まった

「裕也、どういうつもりかしら? 私は十本の剣を使うけど、裕也は一つでいいの?」

「俺はこれでいいんだ・・・。 日本刀1本あれば平気だ。」

「私から行くと言ったけれど、お互いに技を決め合うだけよ」

「分かったよ、姉さん。 俺も全力でやるから。」

「これが私の武器の必殺技よ。」

十色のテンカラー・稲妻ライトニングソードズ斬りスラッシュ!」

姉さんは必殺技を放つ瞬間に分身し、分身はそれぞれ赤、橙、黄色、黄緑、緑、水色、青、紫、白、黒の十色の稲妻剣を1本ずつ持っている

姉さんの武器の必殺技は分身して十色の稲妻剣で一斉に斬る技でかなり強力な部類に入るレベルで喰らえばひとたまりもないので避ければ、闘技場コロシアムは崩壊する

「俺の武器の必殺技はこれだ! 」

高速マッハ斬りスラッシュ!」

俺の武器の必殺技は高速で斬る技だ

2人の必殺技がぶつかり合い、闘技場に凄まじい衝撃が走り、今にも闘技場は崩壊しそうなレベルだった

「はぁ・・・。 俺の勝ちだぁ!!」

裕也は見事に姉の武器を壊し、鎧まで打ち砕いた

「裕也、やるわね・・・。 私の負けよ」

「姉さん、悪い・・・。 やりすぎた。」

裕也は少し視線をそらした

なぜなら裕也が姉の鎧を打ち砕いてしまったため、姉は一糸まとわぬ状態、つまり全裸

「裕也、いきなり、視線をそらしたけどどうしたの? 私の顔に何かついてるかしら?」

「姉さん、今の状態、もしかして分かってない? 俺が鏡出すから見てみ?」

「え!? ちょっと、裕也、何したのよ!? 私に同人誌みたいなことする気?」

「姉さん、ちょっと待って。 これは俺のせいなんだけど、俺の必殺技で武器だけを破壊するつもりが、鎧まで破壊してしまったみたいで

すいませんでしたぁぁ」

「・・・。 裕也の変態ケダモノ!!
まだ武器のコントロールが甘いわよ。 私が後で教えてあげるから、ひとまずVR空間を出ましょう。」

「VR空間を出る時の掛け声は今回だけ、私が言うわ。」

「────LAST JOKER バトルエンド!」

元の空間に戻ってきた

服装が戻っていて

ダメージも一切なく、体が少し疲れていた程度だった

「裕也、初心者にしては上達早くない? 私、あんまり教えてないわよ・・・。」

「あーそれなら、調べただけだけどな。 俺は初心者なりに戦略練ってただけ。」

「へぇー。 これは上達すれば私と同等か私以上の実力者になりそうね」

「それは褒めてるんだよな・・・。 」

「えぇ。」

「それは・・・どうも。」

「さて、そろそろ帰っていい?」

「えぇ。 私の用事は済んだからいいわよ。」

「また明日👋」

裕也は姉の部屋を後にし、自分の部屋に戻り、姉とのLASTJOKERの闘いで疲れたせいか部屋に戻った途端にベットに入り眠りについてしまった

終わりに

続きが気になるような感じですが、今回はここまでにします
※今回はちょっと趣向を変えたテスト投稿ですが、好評なら第2回もやります
ありがとうございました
ではまた👋

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