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【夜はなにいろ】浅倉透について

こんにちは、じゅうきゅうです
レポートまとめるの慣れてないんでほぼ箇条書き透コミュ解釈です
ゆるして

※全編ネタバレ注意です
※たぶんコミュ見てすぐとかのが分かりやすいです







コミュ① 世界封切り

事務所の物置を暗くして映画館をつくる透
(透にとって映画館は重要な場所…)
そこでモノクロの映画を透は
・見ていない→ストーリーを"見る"点において
・聞いていない→「静かにしなくていい」
・見ている→形や線、『色』を見ている

モノクロの映画には白と黒しかない(=色がない)とPは思い、透にしか見えない『色』があると察する

⚫『色』とはなにか

透はモノクロの映画にそれを見ている
Pは大歓声の会場ではそれを認識できるが、映画にはそれを見れていない

Pの「この景色をモノクロでしか残せないとしたら、それを初めて見る人はどんな色を見るか」という発言から、『色』はある種のリアリティを孕むものだと考えられる

個人的にはGRADコミュを踏まえて、生きてる感じを表す言葉かな?と
単純な色以上に透にしか分からない感覚のひとつかと

⚫封切りとは

「封切り」の意味を🔍

① 封を切ること。転じて、物事のしはじめ。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)満一「ふう切(きリ)に首の残りし大井川」
② (近世、小説本が袋に入れられて発売されたところから) 新版の本。
※滑稽本・浮世床(1813‐23)二「封切は価が貴きゆゑ」
③ 新作映画をはじめて上映して一般に見せること。
※夢声半代記(1929)〈徳川夢声〉オットコヨウを弔ふの記「其頃葵館で封切(フウキリ)された日本映画は」

https://kotobank.jp/word/%E5%B0%81%E5%88%87-615770より

単純に大歓声の会場でなにかをお披露目している透について、またこの後のコミュを踏まえるとPの新たな世界観のはじまりだと考える(後述)
(Pの「次はもう少し鮮やかに見えそう」という発言からも)

コミュ② あじする

寒い中カップ麺を楽しみに帰ってきたPだが、事務所に着くと透がそれを食べている最中だった(微笑ましい)
汁だけ貰った後、外に出ると雪が降っている
透は「ゆきあじ」だと言い、雪を食べる(かわいい)

⚫『あじ』と『色』

おそらく透の『あじ』とPの『味』は区別して書かれているだろう
ここでもコミュ①と同じく、透にしか分からない感覚とPの隔たりが表れている(Pは雪について「小さくて口に入っても分からない 」と言っている)

ここで最近のコミュで透がPに求める『共体験』(勝手にそう呼んでる概念)についてまた描かれている
透の「雪食べてよ」「何味?」という発言から、自分と同様の体験をして欲しい、またPの感覚を知りたいという透の思いが見える
(これは憶光年コミュの「一緒に濡れてよ」という発言などに強く表れている)

【国道沿いに、憶光年】浅倉透より

そして今までのコミュを踏まえたPもその思いには気づいており、レンズのカットイン(=コミュ①を踏まえて透にしか分からない感覚の存在を想起した時の印かな)を挟んだ後、「おいしいよ」と答えている

そしてここからPは『色』について、つまり透の感覚について深く考えるようになる(→次コミュ)
その意味で「おいしいよ」の発言の裏には「まだおいしくないけど、おいしいと感じれるように頑張るよ」というPの決意が隠れている…かも

コミュ③ 夜の器官としてぼくら

「透が笑う」から始まり、ここではPの心中が多く描写されている
前コミュを踏まえて透の感覚を感じようと追っていると考える
そして「目線を空だけにする」という行動を通して、PがP自身の感じた『色』を透と共有する

⚫Pの『色』 入門〜発展

まずは「ハートのシールが赤」
→ここでは透の頬に実在する色

次に「黒い空と白い息」
→実在の色でありニュアンス的な色っぽさもある

そして「夜は何色?」と問われ、「赤」
→先程の黒と同じく空を見ているがこちらでは赤
だいぶ感覚的な色になっている
ある意味で透の感覚に近づいているかも?

透の頬のシール(バレンタイン仕様)と空の色が同じなのもミソ知らんけど

⚫透の『色』や『あじ』への答え

Pは改めて「透の見ているものは見れない」とした上で、自分の見たものを透に伝えている
これはGRADや憶光年、LandingPointなどのコミュを踏まえて、自分も透と共に感じ、仮に違うものを感じてもそれを透と共有しようと考えるようになったためだと考えられる

億光年コミュの「一緒に濡れてよ」発言から分かる通り、これは透の望みでもある

ここでGRADで表示されていたハートが映ることはPが透の思いを一部捕らえたとも捉えられるけどどうだろう
どきどき?わからん
直前に走ることでもGRADを想起させられる気がする(ここでも今度はPも一緒に走っている)

例のハート

コミュ④ いろする

⚫P視点

同業者のスカウトを見て無意識にスカウトマンの目線になって周囲を見ている(しかしここではモノクロ=鮮烈な魅力までは感じていない)
すると突如「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」とPの感覚が虹色に(=鮮烈な魅力を感じた)
その先にいたのは透だった
やはりPは既に捕食者に頭まで食われている

つまりこれ透をふと見てこうなっているため、1番初めのWING編でのスカウトでも同じ感覚になったと思われる
その当時は認識できていなかった感覚を『色』という概念により詳細に認識できているため、やはりコミュ①の「封切り」はPの新しい世界観についてかかってくるのではないだろうか?
またここでの『色』は紛れもなく透によってPの中に生まれた概念だが、透自身はここでのPと同じ「浅倉透に感じる色」は感じられない『色』であるところもミソな気がしている(知らんけど)

なによりやばいことだと思われるのだが、Pは今回透を透だと気づく前から『色』を感じており、これが意味するのは多分、おそらく、
あの日バス停で出会っていなくても、Pがプロデュース業をしている以上いつかは透をスカウトしていただろうという必然性であろう
つくづくすごいオーラだなぁ浅倉透…

⚫透視点

高いビルからコミュ①で見た映画のワンシーン、「『天使』みたいのがいる」シーンを思い浮かべる
そこでしつこめのスカウトに捕まる
その時向こうでPが自分を見ていることに気づき、Pに『天使』を重ね、スカウトから名刺だけ貰って立ち去る

※浅倉透の『天使』概念についてはアナログのメモがいい感じに写ってたのでこちらをそのまま載せます字汚いのは許して

浅倉透の言う『天使』について

Trueコミュ ある

毛布を被ると「黒い」と感じた透はPに「黒」について尋ねる
「黒が『ある』のか、なにも『ない』のか」

個人的解釈では、コミュ①②の「色を感じない=『ない』」Pとコミュ③④の「色を感じる=『ある』」Pがかかっていると思う

Pがコミュ中での自身の変化を踏まえ「『ある』と『ない』は似ている」と答えると、透は「私は『ある』か『ない』か」と聞く

コミュ③④を経たPは当然『ある』と答え、透は満足する
パーフェクトコミュニケーションである

総括

こっちもノートそのままでいい感じだったので貼ります字汚定期

【夜はなにいろ】浅倉透の総括

最後まで読んでくれてありがとうございます
いい事あるよ。グー👍


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じゅうきゅうでした

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