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2024年3月20日(水)の頭の中

今日は春分の日。
まだ朝の9:46。
最近の僕の頭の中の主な項目は、仕事のこと、吉村順三のこと、パレスチナのこと、住んでいる町のことの4点くらい。

仕事のことは、ただ毎日忙殺の日々が続いていて、相変わらず葛藤と戦っている感じで、このままあと12年間続くことになると思う。でも、次の項目である吉村順三のことばに出会い、少しずつであるがやり方を変えていくつもりです。
それは、ギャラリーエークワッドの「吉村順三の眼」のシンポジウムに行った際、出会った
「建築家として、もっとも、うれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでい い生活がおこなわれているのを見ることである。…」
(全文 http://www.midoriyutakana.jp/?p=981 )
と始まる新宮殿の実施設計を辞退したときの文である。
経済の道具として建築をつくるのではなく、使っていて気持ちのいい建築をつくること。これが本質なんです。
こんな仕事はしたくないと思いながらしてるようなら、会社を辞めるしかないが、そうではなく、この会社の枠組みの中でそれをどう実現していくかを真剣に考え、中身を変えていこうと思ってます。これは自分が発信する革命です。

次に、パレスチナのこと。自分にできることは何か。それを考え続けています。どなたかが立ち上げてくれた署名活動に協力したり、UNRWAに寄付をしたりしています。しかし、毎日ガザでは誰かが殺されている。このことを決して毎日忘れないよう生きていくことが必要だと感じています。

そして、住んでいる町のこと。引っ越してきて1年になるが、この町のことを何も知らないわけにはいかないと思い、先日、これはたまたまだったのだが、この町の建築を散策するツアーに参加しました。とても貴重な文化財がたくさんあり、これを守っていくNPO法人の代表の方の話を聞いて、素晴らしい活動だなと感じました。少しでもお役に立てることがあればと、今年度は週末、少しほかで出かける用事も抑えて、微力ながら住んでいる町に携わりたいと思っている。

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