見出し画像

2023年振り返り

今年もあとわずか。
何があったのか、少しこのnoteを振り返ると家を購入したことが一番デカいことかなと思った。あとは仕事がつまらなく感じてきたのもこの1年か。「なにか改革を」なんて思っているが、結局なにもせずに今年は終わる。世界では戦争、虐殺が続いていて、こんな時、自分が何をすべきかを突きつけられている。そのことでも、気持ちが滅入るし自分を情けないと思う。そんな生活のなかで、素晴らしい音楽にふれたり、映画を見たり、建築を見たりすることは足を止めなかった。まぁ、趣味とも言える。去年の暮も同じようなことを言っていたけど、「吸収したものをアウトプットする」ことができていない。本も大量に買っているけど読まずに部屋に山積みになっている。僕に足りないのは時間だ、なんて軽々しく思っていたけど、時間なんかじゃない、一歩踏み出す勇気だ。
今年は著名人がたくさん亡くなった。その中でも山田太一さん。彼の脚本作品はリアルタイムで一作品も見ていなかったんだけど、今年のはじめ頃だったか、「男たちの旅路」をNHKでやってて見た。そこに描かれていた登場人物はみな真剣に生きている人間だった。ストーリーがどうこうじゃなく、その人間にひかれた。今、現実に生きている自分よりも人間らしい。僕に欠けているのはこれじゃないかと思った。山田太一さんが亡くなって、他の作品も見始めている。どれも素晴らしい人間が描かれている。あれもこれもやらなくちゃという気持ちがあるけど、それはどうかな。心のおもむくままに感じてそれを行動にしていくことが、今、大事なんじゃないかと思っている。だから、今、誰と向き合わなきゃいけないのか、何をしなきゃいけないのかをよく考えて、行動していこうと思います。来年も、という言葉じゃなく、今、これから生きていく毎日に対して。

2023年12月31日


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?