七日目の庭 : 八月の日記


202008️02

 次の土曜日に海へ行くことになった。体型コンプを拗らせて実に六年水着を着ていない話を一緒にいく友達にしたら、それは買おう。今年は買おう。と言われたのでアマゾンですぐに届く安い水着を探しています。布、すくな❕と深夜に絶叫が聞こえたらまず私の家です。今すぐ布の面積が増えるか私があと五十キロくらい痩せるかしてほしい。というか二十歳までの期間を海に行かないか行っても短パンとTシャツで過ごした私のコンプレックスの根深さ、一周回って、なんかすんげ〜〜・・・になる。


20200803

 水着買った。不思議なことに選んでいるうちに着るのがどんどん楽しみになり、ワクワクしながら天気予報を見たら予定の日は雷雨だった。何とかならんか神様?ついでにダイエットの話をするけど、家族にも友達にも痩せたねと言われてハピハピです。もう四ヶ月くらい体重計に乗らないでダイエットを続けていたのでそろそろ乗ってもいいかも、と調子に乗っている。結果が悪かったらそこでつまづきそうでずっと乗ってなかったんですよね。岩盤浴で死ぬほど汗かいた後に量ってみよっかな!(息をするようにずるをするな)

 他己分析してもらうの楽しい。楽しくて申し訳ないから答えてくれた人にお礼したいんですが匿名なんだよな・・・匿名だから書いてくれるんだよなきっと・・・お前はこういう人間だよってそれが合っていようが間違っていようが誰かに教えて欲しかったのかもしれんって思いました。

 詳しくは書けないけどめ〜〜〜っちゃくちゃ面白いことがあって、これだから人生は。おちおち死ねん。あと八十年は生きる。になった


20200804

 私はたぶんめちゃくちゃ恵まれた家庭に生まれたとは思うんですが、同居してた父方の祖父母の生前はなんかおかしい家だったよな〜。という話を今日お母さんとしました。わたしはその祖父母に、甘やかしてもらったというか、うーん、何というか、それなりに可愛がってもらったと思っているけれど、弟はしんどかったかもしれないなとふと思った。正直わたしも環境とか思考に慣れきっていてもおかしくはなかったと思うんですけど、お母さんが良い意味で無謀で真っ直ぐな人なので、それはおかしい‼️‼️‼️って立ち向かってくれたから今のわたしが形成されたって感じかもしれない。お父さんは祖父母を毛嫌いしているように見えたけど、たぶんうまい関わり方がわかんなかったんだろうな。あんなに距離感とっていたのに、父はどんどん祖父母そっくりになっていく。祖父母二人とも別に悪い人でも取り立てて変な人なわけでもなくて、わたしはちゃんと好きだったし感謝もしているけど、でも、みたいな話。とりとめないけど終わり。


20200805

 「可哀想=可愛い、愛しい」になるのこの世に産み落とされた時点でのバグだと思うんだけどどう❔今日猫の爪を切っていたお母さんが、間違って猫を傷つけてしまい、ほんの少し流血したんだけど、それ見て可哀想............ってボロッボロ泣いてしまった。しかし可哀想...........ってなった瞬間、脳の同じところで愛もまた爆発した。マッドサイエンティストみたいな思考だな、フフ♪じゃねーよ❔猫に限らず、キャラにも人間にもこういうところがある。人の不幸が好きというわけではないです。別に全員に、いつも発揮されるわけではないので自分でもあんまり良くわからん。マッドサイエンティスト、悪くない響きです♪

 SNSのアカウントの話なんですが、昔から運営するアカウントの数が多いのが常です。減らしても、すぐ用途に応じて増やしてしまう。繋がりを限っているというよりは、棲み分けをきっちりしたい性分なのだと思うんですが。私1〜7をフォローするだけの私8というアカウントが出来た時はさすがにあんまり良くないなとは思いましたね、さすがに。


20200811

 自己分析とか他己分析とか、自分の素性に向き合う機会が増えたからだと思うんですがずっと考えています。自分の根本にはとても他人に対して薄情なところがあると思う。それでは生きていけないから取り繕って得た評価は大変いいものだけど、そんなんじゃないんだよなあと薄らぼんやり思っている。ような気がしなくもない。他人にはメチャクチャ興味あるけど他人事に興味ないんだよなたぶん、興味のある”他人”の周りで発生する嬉しさ苦しみ悩み喜びにとんと寄り添えた試しがない。かもしれん。わっからん!

 富山で過ごして四ヶ月くらい経つけど、私の売りである切れ味がなくなった気がして非常に危惧している。森羅万象全てに噛み付いていけるのは私の美徳でもあったはずだが・・・ここはとってもいい場所だけど、ここで考えたことの答えはここでは得られない。そう思って私は、大学入学を機にこの街を出ることに決めたのだったな、とふと思い出しました。


20200812

 就活、楽しさ100パーで走っている人はいないと思うんですがどうだろう。コロナ禍で就活に突入する不安感もあるかもしれないとも思う。友達と電話していて、人生で初めてと言っていいくらい自分の深層の部分をウッカリ話してしまった。いろいろ言葉にしていたけど自分でもうまく納得できなかったのですが、要は自分は”正しくない”のだと思う。そしてそのことを意外と気にしているのだと思う。


20200831

 この期間は心が剥き出しになっているようで駄目ですね。何にでも傷ついてしまう。規模をどんどん小さくしてって、片手で足りるフォロワーしかいないアカウントをもし作っても、本当に好きなことは衒いなく言えるわけじゃないし。人生でたった一度だけ欲しい言葉をもらったことがある。忘れたい記憶と絡まって、もらった言葉自体はそんなことあるかってくらい綺麗に忘れてしまったけど、この人が私の欲しい言葉をくれたことを覚えている。まだ傷口がじくじくと痛む。

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