【7つの習慣⑤】

こんにちは。なかむらともやです。

いよいよ7つの習慣も後半戦に入ってきました!

前回は公的成功の話に入っていて、win-winの関係性について書きました。

今日は僕が最も難しいと思った第5の習慣について書きたいと思います。

第5の習慣は「まず理解し、そして理解される」です。

これは簡単に言うと聴き上手になれ!と言う意味なのですが、この本を読んでいて本当に聴くというのは難しいなと思いました。

なぜなら人は話すことに対して本能的に快だと感じてしまうからです。おしゃべりするのって本当に楽しいですものね。

大体の会話が自分の話したい事を話して、相手も相手で話したい事を話して、会話になっていると思いきや実は会話が成り立っていない場合の方が多いです。

それは相手の話を本当の意味で聴けていないからなんですね。

「いやいや自分はちゃんと人の話聴いているんだけど」と思う人もいると思います。

かく言う僕も自分では結構人の話を聴くタイプだと思っていました。しかしこの第5の習慣の部分を読んで全然できて無くてやばいって思いました。

この第5の習慣は最も実践しやすく最も難しい内容だと思います。是非参考にしていただければと思います。


さっそく内容に入っていくのですが、前提として人のコミュニケーションについて理解する必要があります。

コミュニケーションには、読む、書く、話す、聴くの4つがあります。

今回コビー先生はとにかく聴く力を鍛えろ!と言っています。

最初に普段私たちが勘違いしている話の聞き方を書きたいと思います。

それは「自叙伝的反応」です。

僕も今までほとんどこれだったので、読んでいて愕然としました。皆さんも結構当てはまると思うので、今日から見直してみるのもいいかもしれません。

自叙伝的反応について3つほど紹介します。

1つ目が「助言」。

「テストも近いんだし勉強したほうがいいんじゃない?」

ゲームしてるときに親からよく言われるフレーズ。

これを聴いてはい、やります!ってなる人はそんなにいないのではないでしょうか?

大体の人は「うるさいな〜」ってなると思います。自分の経験を通しての相手が求めていない助言はNGだとコビー先生は言うのです。

2つ目は「評価」。

「私歌手になりたいんだ!」と話す人に対して

「いやー 歌手の道は厳しいし、なったとしても経済的に厳しいんじゃないの?」

って人の夢や目標に対して自分の目線で評価し発言してしまうこと。これもNGです。人の夢や目標に対して評価してくる人には無視で十分だと思います。

3つ目は「解釈」。

「私はスポーツが好きだったから息子もきっとスポーツが好きだろう」と勝手な思い込みをする事です。

今のは大袈裟な例かもしれませんが、人の相談に乗るときについ自分の経験してきたことがきっと役に立つだろうと思って勝手に解釈して、自分の経験に基づいて助言してしまうことってありますよね?

僕は振り返ったら何回もやっていました笑

3つとも自分の目線で相手の話を聴いてしまっています。

これらは本当の意味で人の話を聴けていないのです。


では本当の意味での聴き上手とはなんなのでしょうか?

それは、「相手の目線で共感して傾聴する」事です。

相手が「何を言ったか」ではなくて「どう感じたか」を相手の目線で、一緒に共有することが最も大事なのです。

当たり前といえば当たり前だと思う人も多いと思いますが、本当に出来ている人は少ないと思います。

どうしても自分の目線で話してしまうことがあります。でもそこをグッと堪えて相手の気持ちを相手の立場になって一緒に感じることが本当の意味での共有である、とコビー先生はおっしゃっています。

著者のコビーさんもこの第5の習慣ができない時もあったそうです。それくらい難しい。簡単には身につかない。だから何度も何度も繰り返すことが重要です。それが習慣です。

これは家族と話している時でも実践できます。

僕も習慣化できるように意識していきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。





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