所感の話

久しぶりに何か書きたくなって、筆を取ります。

一つ目は初めて人狼ハウスに行った時を思い出した話(もう5年前くらいの話ですが、)、二つ目が最近自分が人狼ゲームで意識している事とかについてです。今回はそんなに闇深い事はないので、そういうのを期待している方はブラウザバックを推奨します。笑

一つ目は初めて人狼ハウスに行った話です。
まず、何でこんな事を書きたくなったかって言う話からしますね。

先日、マダミスのオフラインのテストプレイに参加させて頂いたんです。
対面マダミスをはじめましての人とするのは、僕は初めてで、場所も初めて行く場所だったので、めっちゃ緊張してました。初めて僕が人狼をしたのが人狼HOUSEなんば店(今はないです)なのですが、その時に初めてドアを開ける時ぐらい緊張してました。

作品の具体的内容は勿論書けませんが、7人シナリオで、僕は楽しかったんです。テストプレイなのに本当色々凄くて、オフライン公演があったらみんな是非参加してほしいなって。(その作者さんは他にもオンラインシナリオを書いてて、今回が初のオフライン作品だったようです。)

とはいえ、完成品ではなくテストプレイなので、確かにシナリオ的な粗はあるなって感じではあったんです。僕はオフラインマダミスど素人なので、まともに感想喋ることすらままならなかったんですけど、参加者の1人が、粗を指摘してはガッカリしたっていうテンションで喋ってて。(因みに名前は忘れましたが、その人もマダミスの脚本家のようです。)

ゲーム中から明らかに萎えているなって感じが伝わってきましたし、それと同時に、僕にはないマダミスを作ってきたり、通過してきた凄みは初心者の僕でも感じました。同業者として、言いたい事があるのもわからないわけではないし、疎外感には僕含めて色んな事が要因だったのも分かります。申し訳ない。だから、僕がその人に何かを言う事はないし、裏で愚痴ったりすることも多分しないです。

どっちかっていうと、僕、昔そうだったんじゃないかなって思って。自分を振り返ってました。

僕がなんば店に初めて行った時は友達と行ったんです。今考えたら意味不明なんですけど、意味もなく4日目まで占い潜伏してたり、パッションだけで意味不明な事言ってたけど、みんな許容してくれて、MVPまで頂けて楽しかったなって思って。ほんまに楽しかったんです。
動画勢だったんですけど、そこから、やる方もハマって。上手くなりたいって思って、結果的にそこそこ上手くなって。

でも、初めての人狼が面白くなかったら、人狼やりたいって思わなかっただろうなって今回の経験を通じて改めて思って。自分が初めて人狼した時の事をすっごい鮮明に思い出せたんです。
(一応書くと、今回もオフラインマダミスの没入感とかはめっちゃ楽しかったけど、人狼ゲームの同村者くらい人を選ぶんだなぁって当たり前のことに気づいたっていうか。だから、凄い微妙な感情になったのが本音だった。)

僕、昔は人狼ゲームで初心者がいても一切忖度しなかったんです。(いまでもしてないんですけど、)
慣れろとかそんな暴論を言う気は流石に当時からなかったけど、忖度って感じになるのが嫌で、だから初心者の思考を奪うようなゲームを結構してたなって思って。例えば、盤面を伝えて、占い位置なんかの思考を伝えてジャックしちゃえば、結果は落ちる。それを元に判断すればいいやぐらいのゲームをよくやってたんです。忖度するのはある程度何をやっても勝てる時ぐらいでいいやって。僕の周りもそうだったし。
村以外のところがある程度いい人でいられるなら、村中はある程度厳しくてもしょうがない寄りの思考をもってました。(こういう思考を持つようになった理由は僕的にはあるし、自分の思考を凄いカスみたいな書き方をしてるんですけど、意図的にやってるので、悪く書くレトリックの1つとして読んでください。)

でも、それって自己中ですよね。
だから、僕って凄い強く見える(自己評価はそんなに強くないんですが)し凄みがあるけど、凄みが怖さになる危うさも秘めてるなって。

初心者は、人狼ゲームで「信じて貰える事」が1番嬉しいんですよ。これって僕の中では真理で。
だから、初心者とか慣れていない人、初同村者がいるときは、「その人の信じてあげられる所」をちょっとだけ比重重めに探してあげようかなと思って。

何でも平等に精査する事は僕に必要な優しさではないなって思ったというか。忖度は嫌だけど、平等すぎるのも違うなと思って。特に盤面とかを重視する僕みたいなスタイルは初めて遊ぶ人の個性を奪いかねないなって思って。

ぶっちゃけ人狼ゲームやってると特に人狼の時に思うんですよ。全部答えが見えてるからこそ、「それは違うよ。」とか「それは暴論すぎる。」とか、「もっと上手ければその人の白とかその人の発言の正しい解釈ができるのに…」とか。だから、人狼ゲームの指摘は僕的にはどんだけ有名な配信者やプレイヤーでも自分の価値観では間違いだらけなんです。
(僕は感想戦の指示厨が嫌いですし、そう言う事を聞くたびにこの人下手だなぁって思ってしまうんですけど。)

だから、人狼陣営の時にそう言ってる自分を村人の時の自分に導入する。
自分の発言に対して、「それ、本当に客観的?」とか、「それ、今言う事?」とか「今、自分が伝えるべき事は何?」とか。

人狼陣営の僕は他人に対して、上記のような問いかけができるんです。だから、村人の時の自分にもできるんじゃね?って思って始めたら、頑張ればできるじゃんってなって。(まだまだ下手くそですし、これやり続けて初日に意味不明なこと言って吊られたことも数多くありましたが、😇)これ、この半年ぐらいでの新しい発見でした。

こうやって究極的に自分を客観視すると、意外と間違っているなって思うことが増えたし、最終的にはどんな時でも謙虚に自分にベクトルが向くようにするのが今の目標である。

初めて人狼HOUSE行った時の話で終わろうとしたのに、話がそれまくったんだけど、これが二つ目の最近人狼で僕が意識している事なんです。

で、最近目標があって。

〜精査とか、色んな人狼用語とか思想があるじゃないですか。今後、究極的にそれを無視した人狼ゲームをやってやろうと思って。(というか、そもそも僕あんまりこう言う言葉使わないんですよ。使う言葉は進行と盤面くらい)
これはルールやしきたりを無視するって意味じゃなくて、「他人と価値観やコミュニケーションで遊ぶゲーム」の最高峰であるこのゲームのより本質的なものを大事にしようというか。より目標を高くするなら、このゲームを1番理解できてる人でありたい。アバウトだけどね。
とりあえず、最低限は「口だけの人にならない」なので、まずはそこからスタートですが。

この間のスキルアップは、僕が考える本質的な所をめっちゃ意識して人狼ゲームやってみたんですよ。意識した発言は、僕の中では、「そこの〜の解釈は少し違うんじゃない?」とか「どっちでも正解だから」とか「コンセンサス(一度決めた事)を大事にしよう」とか「今、皆は〜を考えてるからベクトルを合わせよう」とか「この人の白要素は後で喋れるから、〜以外の色結果があれば思考は進むからお願いします。」とか。後は議論見ての霊媒COとか。
(誰かぼそっと何で出たん?っていってたの聞こえてたけど、その人の言い分を理解してなお霊媒COした僕は大人になったなぁって勝手に悦に入らせてもらいました。ありがとうw)

これらの発言って人狼ゲーム的には中身がないんですよ。でも、確白より先に噛まれるし、なんか凄くみえるから初夜トンする。だから楽しいなって。笑

後は感想戦で、名指しで「僕の議論がすごい好き」っていってもらえたし、考察をほぼしてないのに、僕の考察が凄くて噛んだって言われたのも自信になった。(とはいえ、まだまだですが。)
ゲームの内容を振り返るより、自分の発言を振り返って、それがどれくらい村に反映されたのか、また、その方法はどうだったのか、細部の表現は、みたいな事を考えると凄い深くて、楽しいなって思ったので今後も続けてみたいなって思いました。

4月からはあんま遊べないんですけど、遊べる時は皆様宜しくお願いします🤲

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