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箱庭の観測者様へ 未通過✖︎

※「箱庭の観測者様へ」ネタバレを含みます※
※未通過の方は通過するまでお読みにならないようお願いいたします※




先日、マーダーミステリー「箱庭の観測者様へ」をふれあさんGMで通過しました。
すごくすごく思うことがあったので残しておこうと思います。

以下本編です。






まず、こういうシナリオがシンプルに好きでした。

僕自身、自己表現とか自己主張の仕方が得意な方ではないと思っていて、でも、そういう事を話すのは好きなので、刺さるというか。
人狼とかだけの関係だとあんまりこういう話にならないし(ってか、この手の話は好みが出るし)。



箱庭の観測者様への売り文句が、

「本当の君と出会えるマーダーミステリー」

ということで、本当の自分を曝け出してもいいなって思える人に頼みたいなと思っていたので、GMを信頼できる人に頼んだのは正解だったなと思った。
(他のマダミスの話した時に箱庭絶対好きだと思うって言って頂いていたので)

作品自体は2年前くらいから知ってて、興味はあったのでずっと自害しようか悩んでたので。

本当に通過するまで我慢して良かった。
改めてありがとうございました🙇‍♂️



マダミスは、基本的にキャラクターがあって、そのキャラクターのことを考えてやるのは、それはそれですごく楽しい。
けど、今回はそういうものとは訳が違った。キャラクターはあった(僕はクロだった)けど、クロの毛皮を少しずつ剝がされて自分が引き摺り出されていく感覚があった。

自分が普段考えていること、どう思いながら生きているのかを言葉にするのって、自己完結しがちだからこそ、他人に聞かれる事ってなかなかない。
それを聞いて貰えるのって凄く恥ずかしいけど、凄く幸せな事だと僕は思う。

それは、上辺の関係の方が人は楽だから。

よく考えたら当たり前のことなんだけどね。

でも、結局、隠した自分を見せて、そんなくせに人に期待して、偶に裏切られたと思って、勝手に傷ついてを繰り返すくらいなら、言っちゃえばいいって思うようになった。それで嫌われたらそれくらいの関係の人だったんだなって思えるようになれた(これは本当にここ数ヶ月の話)。というか、こういうことを話ししたとて上辺の関係ができないわけじゃないしね。

だからこそ、こういう箱庭みたいな物語の有難さを改めて感じられるようになったのかもしれない。


前置きが長くなった。

物語に移りたい。
とはいえ、今回1〜2時間想定のシナリオを3時間かけてやるという暴挙(笑)をしてしまったので、全部書くと纏まりがないし、なるだけ絞って書くつもりはある。
(後書き:無理でした、、)
楽しかったのでオールOKですが🙆‍♂️

改めて、「僕」を引き出してくれてありがとう。




まず、廻った部屋の順序は5→9→2→反時計回りの順で回りました。


闘技場にて

「クロ、君は人が殺すところを見て楽しむやつらとそんな娯楽をどう思う?」


いきなり質問が重いなと思った。(笑)

当事者感情を持つなら怒りとか軽蔑とかそういう感情なのかもしれないけど、僕は、
「可哀想だな」と思った。

お金で何でも手に入ってきたんだろうなというか。

個人的には怒りとかをあんまり感じることはできなかったし、もともとこういう事にわれ関せずという意識が強いんだろうなと思った。もちろん、娯楽に対しては、肯定する気には一切なれない。

じゃあ、これが動物やロボットに代わるとどうなるだろうか。

うーん。
個人的には、動物やロボットになったとてあんまり見たいと思わないけど、スペインに闘牛の文化があるように、そういう娯楽があることも知っているし、ハブとマングースの話もある。人間の殺し合いほど哀れみとか否定的感情に捕われることはないかなと思った。

こうやって人は心の中で命の優劣をつけているし、この手の話は、誰しも一度は考えたことがあるけど、同時に気にしないふりをして生きている。
でも、直観的にそれは仕方のない事なのかもしれないなと感じたりもした。


玄関にて

「クロ、君がもし使いきれないほど大金を持っていたら何に使う?」


玄関に向かった理由は「クロなら逃げ出したいかな」と思ったからでした(笑)。

質問には、最初は、
「あんまり使わないかな」
と答えた。

お金は大事だと思うが、ぶっちゃけ、学生でバイトしていない今の生活水準でも周りの人たちに恵まれているおかげで楽しく生きているなと思う。
(無論、十分な生活環境を与えてくれる親への感謝の念はありますが。)

「強いて使えるとすると?」

と聞かれたので、

「海外の色んな所に行ってみたい。特に世界遺産とか見て回りたいな」

と答えた。

これは、小2の時に連れて行ってもらったグレートバリアリーフの風景を今でも覚えているから。それ以来、海外に行ったことはないけど、今でもヨーロッパとか行ってみたいなって思ったりする。
経験を積みたいとかっていうよりは、行ったら単純に面白そうだから。ワクワクできるあの体験を世界中で味わえたら素敵だなって思っている。
そう考えると、お金いらないかもなと一瞬思ったけど、あるに越したことはないし、これから就活とかも含めて色々頑張らないと、とか思った。


クロの部屋にて

「クロ、君は本棚にどんな本を置いているのかな?」


三か月前なら、将棋の本がずらっと並んでいるって答えていたけど、大学での団体戦が終わって、自分が持っている将棋の本は全部後輩達にあげちゃったので、リアルの僕は本棚に殆ど本がないwってなってた(笑)。本は大学とか図書館で借りる人だし。

逆に言えば、大学の自分ってこんなに将棋に賭けてたんだなって、ふと思えた。

殆どないかなって答えるのは質問の回答としては、興ざめになるので、

「いろんな本が置いてあるね。あ、勿論、世界遺産の本とかも置いてあるよ」

って答えた。


「お勧めの本はあるかな?」

って聞かれて、また熟考。

自己啓発本とか社会動向とか重たい本の話をするのも流石に違うし、もう一回世界遺産の話をするのも違うかなと思ったので、ここでは、

「心をととのえるスヌーピー
悩みが消えていく禅の言葉
チャールズ・M・シュルツ
訳:谷川俊太郎」

をお勧めしておいた。
これはかなり読みやすいし、漫画感覚で読めるけど、色々考えさせられるのでお勧めである。
これを読んでいる皆さんで興味があれば是非。

因みに今のTwitterのヘッダーの

“You play with the cards you’re dealt …”

訳:与えられたカードで勝負するしかない…。

はこの本の中で僕が大事にしたいなと感じた言葉の一つである。この言葉について語ると長くなるので今回は割愛。書きながら、本の格言に何度考えさせられたかなあとか少し思いを馳せている。
後、スヌーピー可愛いんですよ。笑


シロの部屋にて

「クロ、君の好きな音楽はあるのかな?」


僕自身は結構幅広く聞いている方ではある気がする。どっちかというと懐古好きなので流行にはあんまり興味はないけど()。
日によってクラシック聞いたり、アニソン聞いたりしている人なのでジャンルとかあんまりないなあってなっていた()。

ちょっと考えて、強いて言えば、
「自分を元気づけてくれる曲」
が好きだなと答えた。

それこそ、最後の団体戦前はずっとGREEEENの「僕らの物語」とかを聞いていたし、つらい時や苦しい時に自分を奮い立たせてくれる曲が昔から好きかなって思ったりした。

「クロ、君は誰かを殺さなければ、自分が殺されるならどうする?」

「自分は殺せない」

と思った。

勿論、生きていくことに価値があるという考え方は捨てがたい。

しかし、「誰かを殺して生きている」という事実を受け入れながら生きていけるほど、自分は強くないと思う。それが例え死ぬほど憎い相手であっても。

僕は自責思考に苛まれて、きっとどっかで死んじゃうだろうなと思った。

「愛する人が同様に自死を望んでいたらどうかな?」

うーん。どうだろう。

基本は殺したくはない。でも、愛している人に自分の立場で望まない選択をさせるのは違うと思う。選ばせるなら殺されたいかなと思わなくはないけど、ちゃんと話を聞いてあげる事しかできないのかなと思った。
月並みだけど。


シルバーの部屋にて

「クロ、シルバーは人の生き死を生業として商売をしていて、君はそんな彼と彼の仕事自体をどう思うかい?」


「死体の前で悪くいうのは気が引けるが、自分の感性では受け入れられない。勿論彼の仕事自体も」

と答えた。

「死者の前で悪く言う事はできないというのは、死人にくちなしだから?」

そういう感性というか、なんとなくであって、言語化しにくい部分だなと思った。ちょっとだけ、仏教的思想が自分の中に入っているのかなと思ったりもしたが、仏教的って素人が語っていい話ではない気がしたので発言を控えるべきだと思った。


「シルバーと武器商人の違いは何だと思う?」

これは今考えるとぞっとする質問で、エンディングに繋がってくるんですよね…。
深いですね()。
因果関係とかごにょごにょ答えた気がするけど、あんまり回答に納得はできていない。


「それ(人の生死を弄ぶこと)が自分に関係なくてもそう思うかい?」

うーん。どうだろう。

例えば、問いがもっと極端で、

「戦争に反対かい?」

みたいなものに対して、

「戦争は悪だ」

って言っても、

「知ってる」

ってだけで、実際に戦場にいる人には相手にすらしてもらえないだろう。当たり前だけどね。
でも、苦しんでいる人はいるわけで。

でも、もっとスケールの小さい質問にもできるから、その時は力を貸してあげられるかもしれない。

でも、それとて一人が力添えしたって解決できるとは限らない。

結局はどんな問題も一人で解決するのには無理があるのかもしれないなと最近は思う。

でも、苦しんでいる人は、少なくとも僕はできるだけ放っておきたくない。
できれば寄り添ってあげたい。

でも、そのバランスって本当に難しくって、苦しんでいる人に寄り添った結果、今まで信じていた人の全く知らない一面を見てしまって、結局は自分が傷ついてしまうことだってある。

無論、僕とて人に見せていない一面があるし、今までうわべでうまくやってきた人との付き合いだって、そういう僕の全く見せていない一面で嫌われたのかもしれない。
人の一側面を都合よく切り取って人を傷つける人ははっきり言って論外(体感結構多くいるけど)だが、究極的には、傷ついているなんて表現は、本当はおかしくって、「勝手に傷ついている」が正しいんだと思わなくもない。

(無論、僕のなかでの自己解決の言葉として「勝手に傷ついている」がしっくりきているだけであり、他人に共感を求めるつもりはないし、他人にはこういう感じ方をさせたくないなとは自分は思っている。)

そんな事を考えていたのが、3か月前の自分で。
この話は個人的にはあんまり思い出したくはなかったけど、その時に言語化しようとして、言葉不十分でゴミ箱に投げ捨てた自分の感情を、今言語化してみる事で割とすっきりできたので供養半分で書いてみたりした。(この頃若干病み気味のツイートが多かったし、この頃のツイートで気を悪くした方はすみませんでした()。)


この話の締めとして、折角なので、次に有名な本の一節を紹介したい。丁度、こういうことで悩んでいる時に出会った言葉である。

以下は、吉野源三郎氏の

「君たちはどう生きるか」

の一節である。

折角だし一度読んだことがある人もない人も改めて読み直すことをお勧めする。以下に引用する。


「コペル君、いま君は大きな苦しみを感じている。
 なぜ、それほど苦しまなければならないのか。
 それは、君が正しい道に向かおうとしているから
 なんだ。」

君たちはどう生きるか



ある日コペル君は友人たちと結託して、いじめの集団と戦う事を決意する。しかし、直前に怖くなってしまったコペル君は仲間を裏切り、一人逃亡する。コペル君は後にそのことを酷く後悔しており、そんなコペル君に叔父さんがかけた言葉が上記の言葉である。

結局、何をするにしても怖いし、苦しいんだ。
(こんな考え方を持ったのは、僕の中では本当につい最近だった)

苦しむなら、何を拠り所にすべきなのか。

そんなことを訴えかけるような一節だと感じた。

この言葉に出会ってから、結局は

「勝手に傷ついてもいいから、助けられる範囲ならば、やっぱ助けてあげたいな」

って思っているし、一人ぐらい友達減っても十分楽しく生きていけるからいいやって思えた。(これは減ってみて改めて気づいたことだけど。)

自分は人間関係に拘泥しすぎだなって思った。

若干脱線したけど、質問には、

「自分にできることがあるなら力を最大限貸してあげたいし、今後ともそういう人でありたい」

って答えた気がする。月並みすぎる気はする。
深いんやら、浅いんやら()。
肯定的な反応が嬉しかった。

(因みにこの辺で既に2時間経過して、ついGMに「あといくつ部屋回れますかね?」って聞いたw。)


使用人の部屋にて

「クロ、君には絶対に裏切れないものとか、絶対に譲れないものってあるかな?」


絶対に裏切れないものは、

「自分のことを大切に思ってくれている人」

って答えた。

先程の長ったるい話で、辛いことがあったんだろうと感じているだろうが、去年、僕自身、親友だと思っていた人間に裏切られたなって思う事があった。
しかも、少なく見積もっても3人同時に。
多分、人生で初の経験だったし、人間不信だった。

でも、裏切られた(勝手に傷ついた)って事だけじゃなくって、そんな自分のことを支えてくれた人にも出会えた。僕は何を見ていたんだろうなって思わされた。苦しい時にずっとそばにいてくれた友人には本当に頭が上がらないなって今でも思う。

別に今更という気もなくないが、
「今、自分の周りにいてくれる人を大事にしたいし、裏切りたくない」
って最近程強く思っている事はないと思う。
だから、こういう答えになった。

絶対に譲れないものに対しては、

「自分に対する信念的なもの」

って答えた。

これは、丁度ここらへんで自分の価値観と他者の価値観のどっちを優先するかみたいな話があって。

仲の良い友人とかには話したことはあるが、結構特殊な道を歩いてきた方だし、二十歳くらいの時は、自分に自分が一番期待していたし、結果、うまくいかなくて、自分も周りも絶望させてしまった。
申し訳なかったなと思わない日は正直言ってない。

でも、

「これも自分の人生だ」

って開き直ってから前に進んでみたら、
今、楽しくて(笑)。

失敗したから、今を楽しく生きているって割と思っている。

人よりうまくいっていないことにコンプレックスがないわけじゃないし、何ならずっとこれからもある。周りを絶望させた事実だって忘れられないんだろうけど、今の自分が好きだなっていう自己肯定感だけは無駄にあるからいいやって思ったりもする。

そんなことを勝手に考えていて、ちょっとだけ胸が苦しいような晴れ晴れしたような気持ちになった。

流石にマダミス中に上記のような一個人の過去の話を延々としたりはしてないけど、結局、僕は、

「他者基準では僕の価値判断は間違っているものなのかも知れないけど、自分の中で感じたものを大事にしたい」

って考えているんだなと思った。上手く伝わっているかは分からないけど、割と盛り上がったと感じた部分だったので良かった〇。


倉庫にて

「クロ、君は片付けが得意なタイプかい?」

少なくとも苦手ではないと思っているけど、どうだろ。

というより、家帰って自室でやることって基本、人狼してるorベッドの上でYOUTUBE見てるor寝てるの3択なので、部屋が汚れない()。ものもそんなに多くはないし。

人に部屋を片付けられてものの場所が分からなくなるとか、ケーブルの配線が変わることとかにストレスを感じるので、放っておいてほしいなと思うから、される前に自分でやるというか。

でも、部屋はもう少し頻度多めで掃除しないとなと思ったりもする()。

「同居人の部屋が汚くても許せるか?」

これは自分の感性が過干渉を嫌うので、同居人いてもあんまり気にしないんじゃないかな。今も妹と住んでるけど、会話こそすれど、何かやることについて僕からは殆ど干渉しないし。

僕が勉強してて、隣室の部屋のテレビの音がうるさくても、妹が何かしてる時に、僕が人狼でうるさくしてるのでお相子様だなって思う。(笑)

文句を言って関係が悪くなるくらいなら、自分でできることがないかを考える方が好き。例えば上記の例なら、気になるなら、居住スペースをある程度分けて対応しそうだなと思った。


キッチンにて

「クロ、君が好きな食べ物はなんだったかな?」

お肉って答えたのち、魚って答えた。
タンパク質大好き人間過ぎるw。
普段はあんまり食に対するこだわりはないし、学生なので安く食べられれば文句は言えないと常々思っている(というか、よっぽどのものじゃない限り、何でもおいしいと思って食べられる方だと思う)。

後は極力人と食べたいかなと思うみたいなことを答えた。

人狼会の後のご飯とか普通に好きなんですよ。個人ではあんまり飲み会とか行かないし、そもそもコロナ禍で飲み会文化消滅したし()。

直近は後輩と焼肉行ったりラーメン食べたり、人狼民とサシで焼き鳥食べたりして割と人と食べているし、やっぱそっちが楽しい。
(財布は火傷するけど、😇)

人と食べるのが嫌って人がいたら、シンプルに興味があるから話を聞いてみたいな。マナーとかが気になったりするのかな。


ミドリの部屋にて

「クロ、机にどんなぬいぐるみが置いてあるか見えるかな?」

女の子らしい部屋においてあるぬいぐるみか。
ちょっと考えた末に、

「二頭のクマのぬいぐるみ。一頭は白で、もう一頭は茶色の可愛らしいぬいぐるみだね」
と答えた。あんま思い浮かばなかったので、昔、妹にプレゼントしたものを列挙した()。

「誰かからの贈り物かな?」

って聞かれたけど、クロとミドリの関係を失念していてすっとぼけてしまった。

まだしも弟とか言っとけばよかったな()。

「部屋にぬいぐるみはあるかい?」

部屋に最近カワウソのぬいぐるみが増えたので丁度よかった。箱庭中にみたら割と可愛いと思ったw。


事件の真相編

時系列整理はある程度できていた。

そのうえで、

「犯人は自分かな」

と答えた。

シロを責めたくなかった。

シロの価値観でした事は多分間違っていないから。

間違っているのは、哀れな価値観の富豪たち

というのが僕の解釈。

それなら、シロを庇いたい。

ミズキ(GM)が誘導してきたときは
「真相なんてどうでもいい」って心の中でずっと思っていた。
もう終わりでいい。僕が犯人でいい。ヘッドギアを外しても十分すぎるくらい内省もできた。
もし、真実が明るみになったら、シロはどうなっちゃうんだろうって考えていた。


「シロを犯人として突き出すのか、それとも庇うのか。」

言葉は単純。

でも庇えるとは限らない。

物語中で言った通り、一人でなんとかできるとは限らない。

だからこそ人は迷い、苦しむ。
さっきそう言った。

どうなってほしいかは決まっているし、さっきは上辺で庇っているのに、ミズキに聞かれるとちょっと揺らいでしまった。

でも、シロを庇いたいと思えた。
最後、シロを庇えてよかった。

変わることだってあるんだね。


物語の皮肉について

ミズキに何かを伝えたい。
自分の言葉はマーダーミステリーを締めくくる言葉としてはあまりに不十分だったと思った。
作者の作品を供養する言葉としても、不十分。
今ならもう少しマシな言葉で伝えられると思うから手紙調で書いていきたい。
(毎回やってると安っぽく見えるけど、今回の最後は本当に納得できてないんですよね。またやってるわって思ってもいいので、多目にみてくださいw。
いつかはその場で過不足なく喋れるといいな。)




ねえ、ミズキ。
あの時は君を救える言葉を見つけられなかった。
だから、今、ちゃんと書きます。

クロをこの世に生きさせてくれてありがとう。

ミズキは、この物語を生んだことに悩み、
迷ってきたのかもしれない。
でも、そんな葛藤を持てるミズキの作品だから、
僕はクロとして、悩み、葛藤した先に
自分を見つけられた。

ミズキはきっと優しすぎるから、
これからも作品を書くたびに
迷い、苦しみ、葛藤するんだと思う。
でも、そんなミズキの作品に
救われる人がきっといる。
「そんなことないよ」
って言うかもしれないけど、
僕はそう思って、今を生きている。
悩めることの幸せを教えてくれてありがとう。

いつか、最高の作品が書けますように。
その時はまた、フルダイブさせてください。

クロ



後書き

通過後に感じていたのは、「あーこの作品好きだ」という感じでした。
初めてGMやりたいなって思うくらいは好きだった。
(多分、箱庭の弐を通過したら両方購入します。
回します。)

自分の知らない考え方に触れられるのって、
恥ずかしいけど、楽しい。

そして、嬉しい。

当社比で僕の箱庭はちょっと重くなり過ぎた。
(某配信者の箱庭見て、温度感…(笑)ってなった。とりあえず匂いを嗅ぐなw)
けど、すっきりするくらい全部話した気がする。

自分の箱庭はこれくらいでもいいや。
ってか、これくらいがいいや。

この物語中での会話が楽しすぎて素敵な時間を過ごさせていただきました。
全部細かく聞いてくれて、そのたびに僕の中で言葉を上手くつむげないもどかしさを感じつつも、素敵な言葉を足してくださって物語を作ってくださったGMのふれあさん、及び観戦して盛り上げて下さったishikoさん,ありがとうございました。

粋な計らいで世界が残ってあるので、仲の良い方ならば、欲しければ世界を提供するつもりです。

弐も楽しみです🙆‍♂️

読んでいただいた方はありがとうございました。

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