Gen Hoshino presents ReAssembly 横浜1/27レポ
一部のコアなフレンズからレポを、とのお声をいただいたのでしたためることにする。
横浜アリーナに入るのは生まれて初めてで、1人でライブに参戦するのも生まれて初めてだった。例によって当日は雪になるかもと言われるほど冷えた雨の日であった。
横浜アリーナ初心者だったので座席発表を見てアリーナだ!!!!!!!と喜んだのも束の間、横浜アリーナのアリーナはスタンドであり、いわゆるアリーナはセンターと呼ばれることを前日に知った。アリーナの1番後ろの席であった。
グッズ会場に入るとお目当てのフーディーは売り切れであり、ロンTとタオルと手荷物タグ(もっとオシャレなネーミングだったはず)を購入。駅ビルで着替えようとトイレに行くとヲタクがひしめいていた。
会場に入るとなんとも言えない高揚感だった。5年ぶりである。言葉にならない。当選してからずっとずっとずっと、この日を待ち侘びて生きてきたのだ。
定刻。映像からスタート。楽曲は、「Hello Song」。
歌詞も一緒に映し出される。
コロナで自宅を出られなかった日、いつかいつかと待ち侘びた未来こそが、今日なのだ
笑顔で会いたいと、願った未来が今日なのだ
そう思うと涙が出た、笑顔で、星野源に会える。
映像が終わると、センター席の奥の入り口が開いてプロレスラーさながら(本人談)、星野源が登場した。眩しい。笑顔で、星野源に会えた。
1.化物
つくづくオープニング曲は何になるのかと友人と話をしていたが、ドラムが響いて化物だと分かった瞬間、やられた、と思った。これが、オープニングだ。
「再生」だ、と思った。assemblyは直訳すると構築、だが今回のReassemblyはまさしく「再構築」。一度中止になり、挫けてもそれでもなお立ち上がってここまできた。印象深いのは2番の
で証明がバチバチの赤になった部分。まさしく地獄の底から新しい星野源が、這い上がってくる瞬間だった。
2.桜の森
桜の森大好きなんだよなァ、、、、(ただのヲタク
特にライブの桜の森が本当に好きで、音楽に酔う、という感覚を私に教えてくれた楽曲である。
ずっとずっとアウトロで酔いしれていたかった、あまり言葉にならない。
3.ミスユー
えっっっっちじゃん、、、、て漏れてしまっていたかもしれない、隣の人、ごめん。
えっちなんだけどゆりかごに包まれて宥められている感覚。何もかもうまく行くし全部大丈夫。(?)
桜の森に引き続いてずっとこの曲にくるまれて揺れていたいと思っていた。
4.Present
弦楽器のイントロが印象的なこの曲を、ギターでやりおった、というのが初っ端の印象。でもそれが悪いとか当初の印象と異なる、とはならずにこれはこれでめちゃくちゃいい、となるのが星野源の編曲力であろう。
個人的には終わりの歌詞に沿って
照明が陽の光のように照らしていたのが圧倒的「美」であった。
5.不思議
ほんとうに不思議なんだけどこの曲、ライブで聴くの初めてだったんだよね。既視感があったのはテレビでよくやっていたからかな。
音源にないサックスが星野源と一緒に歌っているようで、ふたり、いるな、と思わせた。それは星野源個人というよりかはこの楽曲って2人いるよな、と思わせてくれた。
6.うちで踊ろう
これをさ、横浜アリーナでみんなで聴くってすごいなってシンプルに思った。それぞれのうちで踊っていたものがこうして集まってみんなでみんなのうちを持ち寄って踊れる。最高だなと。
僕ら、同じ場所で重なりあえたよ、、、!!
7.Continues
やってくれたら、、、、!と思っていたうちの一つ。というかこの流れが本当に最高で(さっきから最高しか言ってなくて語彙力どこ置いてきたんだ)うちで踊った先にまだまだわたしたちは続いていく、ってコト!?(急なちいかわ)となってしまい膝から崩れ落ちた。星野源、天才なのか???(知ってた)
8.SUN
そして続いた先には
続いた先には終わりがあって、だからこそ、踊るんだと、、、、、(クソデカため息
どう、どうしたらいいの?道徳の教科書なの?星野源は、、、???この世の真理を全て知り尽くしているの????
9.ある車掌
ここである車掌を出されてそうだこれファンイベントだったとはたと気づいた。繰り返される「僕も同じさ」でその前まで天の彼方にいた星野源が降りてきた気がした。星野源もそう?そうなの?レトルトの味噌汁作る時に味噌が手について舐めたら濃いっ!ってなったりする?同じ?
10.日常
個人的にはこの曲が1番グッときた。最近のなんでもない日々を支えてくれたのは間違いなく日常でした。
気を抜くと歌詞を全部書き殴ってしまうから止めておくのだけど日常がほんとうに私の日常を支えてくれた。
辛い時にがつんと、ではなくて日々ちょっとずつ崩れそうなところをなんとかこの曲が支えてくれたのだ。いつもそばにある一輪の花、という感じだ。
好きすぎるのでリンクまで貼る。
またこのエピソードというアルバムがいい。なんか知らんが上司に星野源に勧めたら初期はいいねといわれた、なんや、今もむちゃくちゃいいわ。
11.喜劇
アーニャってェ、、、かわいいですよねェ、、、というふわふわすぎるMCで次の曲がわかる。
最近のきつい時ガツンと救ってくれた曲はこれだった。
ずっと普通って、通常って、世間一般って、常識って、なに????という呪いがスルスル溶けていく歌だ。SPY×FAMILYを見ていた時は主題歌のイメージが強すぎたけど今は自分の悩みに寄り添ってくれる曲になった。
演出としてはMVにも出てきたシャボン玉が発射されてちょっとファンタジーでもしかしてこれ夢か、、、、?と思ってしまった。
12.Hello Song
星野源としてのラスト曲。きっとこれだろうとは思ってはいたけれど、やっぱりこれがなきゃ!!!!!と同時に寂しさも募る。もう、まあ終ってしまうのか!??!!??時間ってこんなに早いっけ????
否。またこの日を超える未来で、星野源と、ヲタクと、笑顔で会うのだ。そのための宣誓なのだ。
※ここからはニセさんパートなので記憶が曖昧です。
13.君は薔薇より美しい(カバー曲)
私、よく考えたら本物のニセさんを見るのが初めてだったんだよね。というのも前回初星野源で、その時のニセさんは偽物のニセさんで(詳しくはNetflixで星野源のライブ映像を見てください)本物のニセさんを初めて見たんだよね。
キラキラスーツのニセさんは眩すぎるし、ネタにしては楽器がもちろんプロなので、聞こえてくる音楽と映像がチグハグすぎて死ぬ前の走馬灯か????と思ったりした。急にキラキラし始めたのでジャニーズのコンサートかと勘違いした。
14.夏のクラクション(カバー曲)
オリジナルは知らなくてニセさんのカバーで初めて聞いたんだけど、いやめちゃ冬だけど、歌った時の会場は間違いなく夏だった。90年代の夏だった。
あとは見事にニセさんのネイティヴが効いてておもろ歌うま楽しいでした。いろんなポジティブな感情が詰まりすぎてカオス。
15.Real
ここにきてやっとニセさんのオリジナル曲。まさかこれコンサートでやって「ガッショコーラーさー!」ってコールアンドレスポンスできると思わないじゃん、というかなんだこのコールアンドレスポンス。
元々がギターとベースだけだったのもあるけど編曲力エグすぎて原型留めてない(褒めてる)頼むから音源配信してくれ。エナジードリンク並みに全ての痛みが吹き飛ぶ聴くタイプの麻薬。
16.異世界混合大舞踏会(feat.おばけ)
ここでェ、星野源くんのカバーをしようと思うんだよねェ、、、、とかいう謎セリフ。混合大舞踏会すぎる。いいぞいいぞ。この曲も生が初めてだったからめっちゃ楽しかった。照明もカラフルでタイトル通りなにもかもめちゃくちゃでみんな踊ってた。それで、それでいいじゃないか。
一旦ニセさんがはけた後、再度「いやー、ニセさん呼びに行ってましたぁ」とかいう星野源が出てきて最終的に挨拶してくれました。
トークコーナー部分もあったけれど、その辺りは少し余白を残しつつ。とにかく最高、最高でした!
ありがとう星野源、ありがとう、ニセ明!
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