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上司を勝手に作る、のすゝめ

社長が「上司は、本です」と言っていた

私の会社の現社長は、就職活動中に数社からもらっていた内定を全て断り、起業することに決めたという。そしてベンチャーキャピタル会社に入社し、半年後には起業をしたというから、上司という存在がいなかったらしい。

しかし、自分自身そして会社を成長させるために、どうにかして自力で勉強しなければならない。そのため、彼の手元には常に本があり、それを上司と思ってインプットに励み、成長の糧にしてきたのだと話していた

上司は本である

上司をモノに設定していることが面白く、この捉え方を真似したいと思った。また、本だけではなく、他のモノやヒトを勝手に上司にしてしまったらどうか、との考えに至った

まだ配属が決定していない今、私にも上司にあたる人がいない。でも、本やインターネット上では、会ったこともない人からたくさんのことを教えてもらえるし、学べることが無限にある。だから私は、この人だ!と思う人を勝手に上司にし、その人から多くのことを吸収するようにしている

現在、私には10人もの上司がいる。学びたいと思うジャンルのそれぞれに1人、もしくは2人の上司を設定しているために多くなってしまった

今回はその中でも、特にお世話になっており、たくさんの学びを提供してくれている2人の上司を紹介したい


上司①経沢香保子さん

1人目は"女性の生き方"の上司である経沢香保子さんだ

彼女は実業家であり、現在はベビーシッターのマッチングサービスを運営する【株式会社キッズライン】の取締役である。私は、大学時代にこの会社を通してベビーシッターとして働いたことがあるが、この上なく貴重な経験をさせてもらった

私が彼女を上司にしている理由は、

強さと優しさを兼ね備えた理想の女性だからである。


これまで書籍やnote、また特にVoicyという音声メディアを通して、彼女の考え方や生き方に触れてきた。そこから、彼女の魅力は強さと優しさにあると思った

仕事人としての経沢さんは、”新しい育児システムの創造を通じて、全ての女性が働き続けられ輝くことができる社会にしたい”との強い信念をもち、リーダーシップを発揮している。

本気で誰かの力になりたいと思い、具体的な事業を通じて、実際にその人々の役に立つことができている。このように高い志をもち、それを実行できる強さを持てる人はそういない。彼女の存在は、全ての働く女性にとって希望であると思う


一方、仕事から一歩離れたときの経沢さんは、愛情あふれる優しい女性である。お会いしたことはないが、きっとそうだと思う。

彼女はVoicyという音声メディアにおいて、「かほこママ」として視聴者からの人生相談にのっている。本質的なことを言うものだから厳しい言葉のように感じる時もあるが、根本的には視聴者の悩みを解決したい、という思いやりと愛が感じられる

あなたも、ぜひかほこママとお話してみてはいかがですか。彼女の知性と優しさに触れられるはずです。


上司②「おさとエクセル」の長内孝平さん

2人目は、"Excel"の上司である長内孝平さんだ

彼はビジネス教育系YouTuberであり、「おさとエクセル」というチャンネルで動画を配信している。


私は大学時代にExcelの使用が皆無だったため、最近までそのスキルは絶望的だった。(去年の12月までSUM関数を知らず、全て+で計算してたくらい) そのため、内定先からExcelの課題が出たときは自力では解けず、姉にほとんど手伝ってもらっていた(ここだけの話)

しかし『Excel最強の教科書』と、この「おさとエクセル」を活用することで、Excelの奥深さに気づき、作業を楽しめるようにもなった。


私が長内孝平さんの「おさとエクセル」を上司にする理由は、

ワークシートを用いた説明で圧倒的に分かりやすいから、である

言葉では伝わりきらないと思うので、一度チャンネルを見てみてほしい。全ての「おさとエクセル」で、実際のExcelの操作画面(ワークシート)を映し出してくれている。この映し方が神がかっているのだ。操作全体の流れを容易に掴むことができ、Excel初心者でもすぐに理解できる

また、項目別で動画が配信されているため、分からないことがあればそれが解説されている動画を見ればいい。例えば、仕事でIFERROR関数を使いたいけどやり方が分からない!という場合は、「おさとエクセル#17」を見ればすぐに解決する。

これほど分かりやすく知識を提供してくれて、また即座に問題解決してくれる上司はいないと思う。これからもExcelで困った時は、彼に頼りたい!


上司は、選べる


どこかの組織に所属したら、上司という存在は必ず付いてまわる。しかし通常は、親は選べないのと同様に、上司も選ぶことができない。もしかしたら自分とは相性が良くなかったり、尊敬できない上司にあたったりするかもしれない

しかし、上司を勝手に作る=上司を選べるのです

何か困ったことがあれば、その人の書籍、インタビュー記事、YouTube、SNSなど様々な手段を通じていつでも尋ねられるのだから。

あなたも、自分の関心事や困っている事など、それぞれのジャンルに上司を設定してみませんか。

きっと、素晴らしい上司に囲まれることで多くのことが学べるし、進んで情報を取りに行きたくなるし、自分の成長につながるはずです!!




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