こりゃ世界救うわ
開始5秒で心臓鷲掴みにされてから2時間ずっと、初めて飛行機を見た子供みたいな顔してたと思う。
MAMAMOO My Con The Movie を見た。
のちのち読み返したいからここに書くけど、
これは私の偉大なる教祖に向けた、感想文。
教祖とは、ムムである私の親友のこと。
最初に感謝申し上げます。ほんまありがとう。
2020年のたぶん12月、終わりも実態も見えないコロナ禍に疲れ、おうち時間の長さにも辟易としていた頃。寮の食堂で君がiPadを持ってきてMAMA 2020を見せてくれたあの日がすべての始まり!
当時の私が好きなアイドル曲というのは直角Sunshineや大声ダイヤモンドや言い訳Maybeやさよならクロールや重力シンパシーで、
AYAやDingaは当然そこからあまりにもかけ離れていたし、正直すぐに「好き!!!」とはならなかった。韓国語わからないし。
歌が上手くてかっこいいお姉さん4人が凄いのはわかるけど、淡々と、凄い、とだけ。
そんな私が発した感想は、「(ムンビョルを指さして)この人かっこいいな」
とかそんなんだったと思う。たぶん。顔が好きとかそういう、笑えるほど浅いやつ。
ただ、熱烈ファンになるかどうかはともかく、ムンビョルはイケメンだと思っていたし、
時々送られてくる動画は自然と熱心に見てしまってたし、その結果私は、
ソラのSpeechlessに夢中になった。
ファサとロコのSomebodyにはかけがえのない思い出ができた。
涙そうそうが世界一のカバーだと毎度感動しながらそればかり聴いていた時期があった。
とはいえ、コンサート参加のためにハードスケジュールをこなす熱意があったわけでもなく(そもそも私はあいみょん以外の誰かのためにハードスケジュールをこなさない)、
私は君がせっかく誘ってくれたマイコンをみすみす逃した。人生最大の後悔かもしれない。
そしてその後、そんなこんなでまあいろいろあってなんやかんやでMAMAMOOのことがめちゃくちゃ好きになった(突然の飛躍)
で、ザムービー観てきた。
さて。
一般的な表現で何がしっくり来るかわからへんから、君が理解するかどうかまったく気にせずに個人的かつ時に相対的な表現で書くで。
映画本編が始まる前の予告映像いっぱいあるやん。今後公開の映画の宣伝。
なんと、字幕がフランス語とオランダ語の併記なのね。こちらベルギーにつき。
あ、やば、
韓国語音声にこの字幕やったら何もわからへんやん
って焦った。
結局本編は英語字幕やってんけど、
でもそんなことは気にする必要なかったね。
彼らを前にしたら。
映画っていうかショー。あとドキュメンタリーが少々。
始まった瞬間の感情は「あいみょん2019年2月18日武道館の一曲目マリーゴールド開始の瞬間」と一緒やった。
「キャー」というより「ッ…」って感じ。
首と目頭が熱くなって、鼓動と呼吸のリズムがそろわないというか。長距離走だと鼓動が早まるのに合わせて呼吸も早くなるけど、マイコンは鼓動だけ先走って早くて呼吸はむしろ吸って吐くを意識しないとできない。
で、何が良かったって2時間ぶっ通しで全部よかったんやけど、
何より、ママムのママム愛に泣くしかなかった。
メンバーそれぞれが、自分以外の3人の魅力について話すシーンがあるのね。
お互いを家族だと言い切る親しさはもちろん、パフォーマンスへの信頼、尊敬、憧憬が溢れ出る4人の言葉に号泣。
なお後ろにいたムムも号泣。
いやね、信頼と尊敬はわかるよ。
お互いを信頼し尊敬するグループアイドルって美しくて、ファンもそれを神棚に飾る。
ただ、それに加えて私は4人の間に、憧憬という感情を感じた。
あれほどの実力をもつ最高の4人がなお憧れる相手が、いつも一緒にいる家族って。
はあ??????
ちょっと美しすぎてどうしよう。もうわからん。
じゃあ、メンバーごとに思ったことを言うね。
右から順に。
ファサ。
アンコールの時のファサのムムを見る目。人を殺めんばかりの迫力パフォーマンスをしていたあなたが、そんな温かい愛溢れる目でファンを包み込めるんですか?愛おしくてしかたないって顔して客席を見るファサ、君がファサペンであることも相まって眩しくて直視できなかった。第一印象、4人のなかで一番強くて何にもブレないカリスマって感じだった。ステージのカリスマ性は圧倒的だし、その第一印象は否定しないけど、もしかしたら誰よりも繊細な感性の持ち主なのかもなと思いました。美しい。
ライオンの絵文字が使われる理由もよくわかるステージでの堂々たる佇まい。流し目も、微笑みも、髪をよける仕草も、振り向き方も、すべての所作が美しい。響くような低音、そこからシームレスに繋がる天界のもののような高音、そして圧のすごい煽り。やばいね。
さ
フィイン。
好き。これは恋。好きです。
なんだ??歌はいうまでもなくだけど表情管理が本当に好き。表情管理?というか演じてる感じもなくただ、表情。好き。あとダンスも好き。何?
関係者が語る、「ママムはまるで新人のように熱心に練習する。それがステージでの余裕を生んで良いパフォーマンスが完成している」これ泣いた。棒立ちでもステージが成り立つほどの最高の4人なのに、観客を視覚的にも魅了するダンス。そして私の視界の中心には気づくとフィインが。って感じ。致命傷。
ソラ。
ほんっっっまに太陽だね、、、
ソラシド大好きでいつも見てるけど、太陽すぎる。真面目でポジティブで、周りをよく見ていて気配り屋さんで、空気を作るのが上手で。そりゃソラちゃんがリーダーだったらこんな凄い人達が集まるわ。明るい、熱いって意味だけの太陽じゃなくて、引力のある人って意味でも太陽。彼女の笑顔を見ると幸せになるし、彼女を無為にでも傷つけることは許されないとも思う。そして音圧。あれ生で浴びたい。気持ちいいくらいカーーーンと歌う。曇った空も晴れそうなパワー。かっこ良すぎる。
ムンビョル。
こんなイケメンなのにかっわいい…そこには沼が見えている。
いつか仰ってたとおり、ビョリさんは宝塚との親和性高い。同意します。ヅカオタがビョリさんを好きになったら、沼に落ちる速度は尋常じゃないと思う。ビョリさんがしれっと宝塚の舞台に出演してる夢とか見たいよね。
これもまたアンコールの話にはなってしまうけど、ファンが持ってきたプレゼントを一生懸命受け取りに行く姿が好きすぎてクラクラした。ファンを愛することに加えて、ファンの気持ちを汲むことに長けている人だ。と直感で思った。きっと対話力が高くて、だからあんな風に直接話しかけるようにラップをするし、それが響くんだろうね。大人だなあって思うけど、ソラが「ステージから降りたら少年」って言ってた。そして、それが魅力だ、とも。きゃあ。
と、ざっとこんな感じです。
ママムは本当に、
ステージが好きで、ムムが好きで、
そしてママムが好きなんやなって。
そんなことがビシバシ伝わってくるステージやった。ステージって言っちゃった。映画。
2時間で4人のスーパースターの魅力を浴びに浴びてキャパはとうに超えてる。
あいみょんと同時に本気の推しなんて作れない、キャパが無い、とか言ってたけど、そんなことはもう、ね。
生で見ずしてこんなにも好きになってしまった。ああ。
いつか一緒にママムのコンサートに行けるといいなあ。
いつもありがとう。
私の最愛のムムへ
新規ムムより
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