見出し画像

連日の就活、その結果は…

6月末から今週の頭にかけて、ほぼ就活で出払っていた。朝に出ていって、昼と夕方に受けて帰って、家の事をして次を探して応募を繰り返すサラリーマンのような生活に、今の私は本当に無職なのか?とすら思ってしまった。

単刀直入に言えば、惨敗。契約でもバイトでもいいと言ったのだが、それでも難しいと断られる始末だった。

あぁ、もう自分なんて世界に必要ないんじゃないかな

と思いながら、冷製スープ用に拵えるトマトの湯皮むきをしていた。だが、そんな暗い事は言っておられんと次を探していると、地元に帰ってきた友人からの指摘を受けた。

「結局さ、アンタ何がしたいの?」

やりたい事ってなんだ?いや、ライターの仕事がやりたい。けれど突然のその方向は難しいからステップアップする為に、その前段階の仕事を探しているんじゃないか。と返すと、キレぎみで返された。

「企業側も、アンタみたいなふわふわな奴を雇いたくないんだよ」

あぁ、そうさ。ふわふわなんだよ。誰かの意見で簡単に動いちゃうぐらいふわふわな脆くてすぐに疲れる精神なんだよ。資格も落ち続けるし、無駄に暴走するし、どうやれば治せるのか分からないんだよ。声を張って言うと、友人にため息をつかれた。

「いや、働く方向を変えなよ」

友人曰く、無理して契約や正社員を探すんじゃなくて、バイトと在宅仕事(テキスト入力系)に切り替えたらどうかとの事だった。バイトも難しいと言われている状況なのにそんなの出来るのかと思うが、やらないよりやる事が大事だとの事だった。

無論、契約でも正社員でも見つかるならそれに越したことはないが、見つかるまでの繋ぎとしておけと言われ、今は単発のバイトを幾つかしている。これからどう転ぶか分からないが、生きる為にもうちょっとだけ必死になってみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?