「やっぱりダメだった」ともう言いたくない。

誰かを好きになっても、
新しい夢や目標ができても、

自分の思いどおりになることもあれば、
どこかで立ち止まってしまうこともある。

「ほんとうに、その道でいく?」

誰かがたずねてくる。

「わからない、でも1回ここで立ち止まってみたい。休憩したり、景色の美しさを、味わってみたりさ。」

そうしたら、わからないままでも
まあとにかく、決めた道を進んでみようかと、そういうパワーが出てくるんだ。たぶん。


目的地なんて、ゴールなんて
ほんとうは無いかもしれないのに?
それでも進むなんて。

うん。信じることしか、
信じて歩きつづけるしか、できないから。

「"ほらやっぱり、ダメだった"ってもう言いたくないから。」

そりゃ、ここまでくるのに、嫌~な体験をしたこともある。後悔をしたこともある。

だからたくさんの仲間をつくったり、無理をしないようにしたり、武器を磨いたり、ここまでの道のりを振り返ったんだ。

そしてたまには、勇気を出してみる。

たしかにここまできた。
自分の足で。

やっぱりダメでも、
わたしはダメじゃなかった。

せめてそういうわたしで在りたい。

山道だって、つり橋だって、こわがりながら、おもしろおかしく、軽やかに。
花歌なんて、うたいながらさ。



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