見出し画像

【民家】

住宅地を歩いていると築年数が様々な建物が混在しており「それぞれの時代」に流行ったデザインなのだとわかる。

1つの区域に「先日できたのかな?」と思うような新築の民家もあれば、長期にわたりその土地を見てきたであろう老築化した民家がある。

「古い家は壊されて、そこに新しい家が建つの」と子どもの言葉、こうした言葉やその景色を見ていると「ここに古くから住んできた人の景色の変化」についてどんなことを感じられていたのかを思う。

今その役目を終えんと取り壊される家、いつかこの家にも「これから新しい生活が始まる」と意気込んだ家族がいたのだろう。

何気ない景色の中に様々な人の、住まいの気持ちがあると思うと足取りが妙に重くなる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?