人間にはゲームのように属性がある

人には属性があるのではないか!?と幼い頃から思っていた
きっかけはスーパーファミコンのファイナルファンタジー6をプレイしてからではあるのだが、モンスターには火属性や雷属性、氷属性などがありそれぞれ相性が存在していて、火属性のモンスターに火の魔法をすると回復させてしまうし、水属性のモンスターには雷属性が有効といった具合だ

その設定を理解したときに、幼い頃から感じていた「この人は風みたいな人だな」「この女の人は暖かい炎みたいだな」といった感覚に確信が持てたというか、頭の中に基本的な設定が出来上がったというか

大人になってからは仕事もして、恋愛もして、読書もするようになって、大好きなゲームも好きなだけ出来るようになってと色んな経験を重ねるうちに頭の中の属性の設定がハッキリ決まってきた

簡単に説明すると、気が短い人は【火属性】とか、ネチネチ嫌みを言ったり陰口が多い人は【闇・水属性】とか

私の中で相性が良い組み合わせもあって、仕事において風と火と水の人達が組むと素晴らしい。風と火の人が大雑把にではあるがスピーディーに作業を進めていき、水が細かい部分を整えていくので凄く良い仕事が出来るチームになる

これを見習って、他のチームが同じ様な役割を割り振るが、土属性と水属性の人間にスピーディーな作業を求めて、火属性の人に細かい部分を整える様に指示を出しても相性が悪い作業の為に上手く機能しないし、本人達も能力を発揮出来ない為にストレスが溜まり、やがてはそのチームは崩壊する

属性は事故や出産、強烈なストレス、良い恋愛や悪い恋愛、本人にとっての良書との出会いなどによっても変化することもある。ようは考え方が変わったり付き合う人の属性からも影響を受ける

そして、世界的大企業の創業者や世界的なロングヒット曲をいくつも持つ歌手などは属性が3つ以上あることもある、本人も無自覚か自覚しているかは別としてプライベートでは水でステージでは風、など属性を使い分ける