アフターコロナの自身の身の振り方②
前回は組織から個への展開により、個人の市場価値が問われるという記事を書きた。
今回は、アフターコロナの新しい景色について述べたい。
オンライン会議が活況だ。オンラインツールを活用することで、場所、空間、人数の垣根がなくなり、自由に、割と円滑なコミュニケーションが取れるようになった。正確に言うと、もともとこの種のツールはあったのだが、対面至上主義の幻影に縛られ過ぎていた。コロナ危機に陥り、ようやく我々はオンラインの価値を真に理解することができた。
このように、人間は環境が変わって初めて見えてくる世界がある。アフターコロナは新しい世界が広がっているのだろう。その時になって初めて今まで気付かなかった世界に気づかされるのかもしれない。オンライン会議のように。
では、アフターコロナの新しい世界を想像してみよう。
・人と会うことの価値が相対的に上がる
・在宅勤務が定着する
・評価制度が、成果や結果を求められるようになる
・報告・相談・連絡がより簡素に、よりスピードが求められる
・一同に集まるような会議、セミナー、研修が少なくなる
・仕事の事務的な不要作業、準備がなくなる
・家族との時間の大切さが相対的に上がる
・コワーキングスペースが重宝される
・無駄な残業がなくなる
・リアル→ネットの動きがさらに急加速する
・価値に重きを置いた購買になる
・様々な側面で二極化が広がる
・様々な入場に制限がかかる
どんな世界になるんだろう…。あまり思い浮かばない。。。
いずれにしても、今ある常識を疑い、新しいことにチャレンジすることは間違いなく求められるだろう。それだけは肝に銘じたい。