フィンランド 豊かさのメソッド

・少し古い本(2008年発行)であるが、フィンランドの国民性、社会性、教育、福祉の特性がよく分かる。

・フィンランドと言えば「教育」・「福祉・医療」

・フィンランドを表す「教育」のキーワード  
  平等  私立の学校が存在せず、全て公立の学校。地域間・経済格差が少ない
  国の支援  全て無料。大学生は毎月500ユーロ支給される  
  教師の質  教師という職業の社会的地位が高い。教師になるのが非常に難しい
  支援体制  落ちこぼれを出さないサポート体制。普段の授業のサポート役配置や特別授業の実施。少人数クラス
  偏差値がない  偏差値編成や能力別のクラスがない
  語学力の高さ  英語はほとんどの20代が話せる。高校では第二外国語が必修
  大学システム  職業や社会に結び付いた大学進学システム。金銭的なサポート
  そもそも勉強に対する意味合いが高い  生涯をかけて「勉強」を続ける

・フィンランドを表す「福祉・医療」のキーワード
  無料  子どもの医療費は無料。子ども以外も格安
  手当・支援  充実の子育て手当と支援
  女性進出  タフなフィンランド人の女性