我が家のネコ次郎

ネコ次郎は攻撃的な性格のせいで里親に出された過去がある。荒くれ者の猫を我々が引き取った。そんなネコ次郎が足をかばいながら歩いていた。わたしが仕事だったので愛妻の萌ちゃんに病院へ連れて行ってもらった。診断の結果、特段の異常は見受けられないとのこと。数日様子を見ることとなった。

ネコ次郎が心配な我々は、いつもよりおやつをあげて、いつもより撫でて、添い寝もしたり。いつも以上に可愛がった。

ネコ次郎が別の部屋にいたので心配で様子を見にいった。彼は普通に歩いている。ん?いやいや、まさかな。猫やで。

しばらくするとにゃーにゃー言いながら足をかばってひょこひょこ近づいてきた。おやつを要求している。痛い?大丈夫?と言いながら撫でた。喜んでいる。おやつをあげようと手招きをした。わたしの後ろをついてきた。振り返ると普通に歩いてる。ネコ次郎と目が合った。しまった!的な表情を浮かべている。彼は仮病を使っていた。かわいいところあるやんと思った。


2022年4月25日(月)

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