相手と自分が同じ言葉を使っていても全く違う概念で使用している場合がある

萌ちゃんが軽率な行動をとった。それによりわたしと息子氏は多大なる被害を被った。もちろん本人も二次被害により精神面と金銭面に大ダメージを受けた。いわゆる自業自得ということが起きた。

ま、それは横に置くとして、面倒ごとを起こして反省している彼女から「謝罪」はあるものの、とんちんかんな応答ばかりがある。は?なにを言ってるん?となることがあまりにも続くので、彼女の話を慎重に紐解いていくことにした。

その中で「責任」という言葉の概念を誤って認識していることがわかった。そしてその延長線上の先で、「価値観」という言葉の概念も誤って認識していることがわかった。そこで「本来こうあるべき言葉ですよ」というわたしの見解を、理屈ではなく感覚を、1ヶ月くらいかけて丁寧に伝えた。するとようやく話が噛み合い出した。
ここで「責任」と「価値観」について書くのは面倒なので割愛させていただくけれども、ほとんどの人が誤った認識をしているのでは?と思う出来事だった。

相手と自分が同じ言葉を使っていても全く違う概念で使用している場合がある。聞き慣れた言葉であっても、自分が使っている言葉がちゃんと相手に伝わっているのか確認しながら話さないとダメだと思ったし、同時に、相手の応答を丹念に受けとる必要があると思った。


2021年7月28日(水)

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