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2011年の東日本大震災。

半月後に自分は石巻にボランティア目的で訪れた。

自分の出身が東北という事もあり、同郷のために何かしたい思いが、あの時自分を動かしたのかと思う。

一週間ぐらいの滞在期間の中で、ある日の夕方に撮影した空。自分の人生で一番真っ赤な空だった。

消失感や、不安の中でも未来に向かって一歩を踏み出していこうとする街の人たち。

あの深い赤色の空を見ていると 何か応援されている気がして、心の奥底から力があふれてきた。

きっとうまくいくと。

希望の見えない環境の中では、自分の心を見つめる余裕もなくなっていく。
忙しい日々に、心をなくしている自分がいたと思う。

あの時、東北は世界で一番希望が見えない場所だったと思う。
でもどんな場所でも、未来に向かおうとする力の泉が心にはある。

今仕事が忙しくて、かなり大変な日々ですが、明日も頑張ろうと思います。未来に向かって。



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